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竹花 貴騎から学ぶマーケティング

こんにちはsayuです。
今回は、一般的な会社の新入社員の方が問題発見と提案力を身につけ、迅速に実践に活かせるよう、ウェブコンサルティングの基本的なステップや分析指標について学んだ事をシェアします。
一緒に学びましょう(^。^)


ウェブコンサルティングの基礎知識

ウェブコンサルティングは、デジタルマーケティングの領域での問題発見と解決のスキルを提供するもので、会社の利益拡大やマーケティング効率の向上に貢献します。
特にウェブ上での集客と売上拡大を支援し、さらに長期的なブランド価値の向上を目指すアプローチが含まれます。

集客のステップ

ウェブマーケティングの目標は、単にユーザーに「見せる」ことではありません。より重要なのは、ユーザーに「興味を持たせ」、さらに「購入行動」や「継続的な関心」、「紹介」まで至る流れを作り出すことです。ここでは、それぞれの段階ごとに適切なアプローチや戦略を説明します。


見せる

このステップでは、ユーザーに認知してもらうことが目的です。ターゲットユーザーが検索するキーワードに対して上位表示されることで、ユーザーにまず見つけてもらえる状態を作ります。検索結果でのインプレッション(表示回数)や参照元(リファラー)を把握し、どの経路からの流入が多いのかを分析することが大切です。SEO対策やコンテンツの最適化によって、ユーザーが求める情報に応えるページを構築し、検索結果での順位を高めていきます。


興味を持たせる

インプレッションが多いにもかかわらずクリックや訪問が少ない場合は、以下のような対策を検討します。

サイト内容の更新: ページの内容が古い、あるいはユーザーにとって魅力がない場合、内容を最新の情報に更新し、ユーザーの関心を引く内容に変えることが必要です。

サイト画像に有名人を使用: 信頼性の向上や目を引くために、著名人やブランドイメージに合う写真を使用すると効果的です。

タイトルやディスクリプション(TD)の改善: 検索結果に表示されるタイトルやディスクリプションがユーザーにアピールできる内容であるかを確認し、魅力的な表現に変更することでクリック率(CTR)の向上が期待できます。


思わせ続ける

訪問後もユーザーの興味を引き続けるためには、サイト内容やユーザーのニーズに即した情報提供が欠かせません。関連情報やお役立ち情報、またはユーザーが次に気になるであろうコンテンツをリンクさせることで、滞在時間を伸ばし、購買意欲を高めます。例えば、ブログやFAQセクションを充実させる、または商品レビューや事例紹介などを活用するのも効果的です。


買わせる

「購入」に結びつけるためには、料金の調整やプロモーションを行うことが有効です。もし訪問数が多くても購買が少ない場合、ユーザーの購買意欲を阻害している要因(価格、配送条件、返品ポリシーなど)を分析し、改善を試みます。また、検索クエリを分析し、ニッチなロングテールワード(LTW)を使用することで、購買意欲の高い層にアプローチするのも有効です。


買わせ続ける

一度の購入で終わらせず、リピート購入を促すためには、ユーザーにとって価値のある情報を定期的に提供する、または定期購入の提案などを行うのも効果的です。たとえば、ニュースレターや特別オファー、限定商品など、継続的にお得感を提供することで、リピーターを増やすことができます。


紹介させる

最終的には、ユーザーが製品やサービスを他者に紹介したくなるような状態を作ります。満足度の高いユーザーに対してアンバサダープログラムを実施し、SNSでの口コミやレビュー投稿を促進することで、さらに新たな顧客の獲得を目指します。


営業と広告のテクニック

ウェブマーケティングでは、効果的に集客を増やすために様々な広告手法が使われます。以下の3つは特に頻繁に活用される広告形式です。

PPC
(Pay-Per-Click: クリックごとの報酬支払い)
ユーザーが広告をクリックした際にのみ広告費が発生する方式です。特にリスティング広告(検索連動型広告)でよく見られます。クリック率の高いキーワードを選ぶことで、コストを抑えながらターゲット層に効率よくアプローチできます。

PPV
(Pay-Per-View: 閲覧ごとの報酬支払い)
広告や動画が表示されるたびに報酬が発生する方式です。動画広告やインフルエンサーによる紹介投稿に使われ、ブランドの認知度を高めたい場合に有効です。

PPL
(Pay-Per-Like: いいねごとの報酬支払い)特定の投稿に「いいね」されるたびに報酬が発生する方式で、主にSNS広告で用いられます。拡散力を活かしてブランドイメージを広めたり、口コミを促進したりする際に適しています。

キーワードの種類と効果的な利用

ウェブマーケティングにおいて、ユーザーが検索するキーワードを適切に分類・活用することは集客効果に大きく影響します。以下のようにキーワードを3つの種類に分類し、戦略的に活用しましょう。

ビッグワード(Big Word; BW)
「ダイエット」など一般的で競合が多いキーワードです。リーチは広がる反面、購買意欲が高いユーザーにリーチしにくい傾向があります。

ミドルワード(Middle Word; MW)
「ダイエットパーソナル」や「ダイエットサプリ」など、少し具体的で、ターゲット層のニーズに沿ったキーワードです。ビッグワードよりも競合が少なく、ある程度の購買意欲が見込まれます。

スモールワード(Small Word; SW)
「ダイエット 新宿 パーソナル」など非常に詳細なキーワードです。ニッチな検索ワードであるため競合は少なく、購買意欲の高いユーザーが多いことが特徴です。

マーケティング分析の指標

ウェブマーケティングの効果を定量的に測定するために、以下の指標を活用します。

PV(ページビュー)
ページが閲覧された回数を指し、サイトの利用状況や人気のあるコンテンツの把握に役立ちます。

セッション数(Session)
ユーザーがサイトを訪れた回数です。セッション数の変化を追跡することで、集客施策の効果を測定できます。

UU(ユニークユーザー)
特定期間内のユニークユーザーの数で、リーチを測定するための指標です。多くのUUが訪問するサイトは、集客力が高いと評価されます。

これらの指標を組み合わせて分析し、ユーザーの行動パターンを把握して、改善策を計画・実行することが重要です。


今回学んだ感想

まず、ウェブコンサルティングがいかに問題発見や解決の力を通じて企業の利益やブランド価値の向上に貢献するかが非常に興味深かったです。
顧客がどのような流れで商品やサービスを認知し、興味を持ち、購買に至るのか、そのステップごとの重要性を改めて実感しました。


「見せる」「興味を持たせる」「思わせ続ける」といった段階は、SNSにおけるコンテンツ設計にも応用できそうです。ユーザーの注目を集めるだけではなく、その興味をいかに持続させ、購買や再訪問につなげるかが鍵であり、顧客を「引き込み続ける」ことが大切だと思いました。
また、「買わせ続ける」や「紹介させる」ための施策も、SNSマーケティングにおいてフォロワーやファンを増やし、彼らに自然に拡散してもらうという面で非常に参考になります。


営業と広告のテクニックとして紹介されていたPPC、PPV、PPLの違いも分かりやすく、SNS広告のプランニングをする際にも考慮すべきポイントだと感じました。特に、広告の支払い方式を変えることでターゲットや目的に応じた効率的な費用対効果が期待できるのは大きなメリットです。


また、キーワード戦略の分かりやすい分類(ビッグワード、ミドルワード、スモールワード)も印象的でした。SNSでのハッシュタグや検索ワードの選定にも応用でき、コンテンツの発見性を高めるための有効なアプローチとして意識していきたいと思います。マーケティング指標としてPV、セッション数、UUなどがあることも、分析する上で基本的なデータの見方を学べたと感じます。


こうした基礎を応用し、より具体的なSNSマーケティング戦略を作るスキルを身に着けていきたいと思いました。


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