Apngはやめよう
いきなり、なんの話?と思う方もいるだろう。
ココフォリアに入れる画像形式の話である。
普通の画像もだが、特に動く画像について。
実は今TRPG界隈で流行っているApng形式、一工夫かけることで、三割~八割程度のデータ量になる事が多い。が、その方法はあまり認知されていない。
通信するものは大体、データ量が大きい→通信に時間がかかる→回線弱者ほど重たくなる、という現象が発生するのはご理解いただけるだろう。
そう、データ量が多ければ当然、重たくなる。回線弱者でなくても、一定ラインを超えたら使えないのは当然なのだ。
そしてそもそも、ココフォリアは普通のWebサイトよりかくつきやすい。
1MBの素材をポンポン入れるような仕組みではないのは、1MB以上の素材を入れようとすると警告が出る仕様からも想像できるが、Apng素材やpng素材は工夫しないと簡単に越えてしまう。
だからこそ、動く素材は部屋が重たくなるから使わない、が最適解になるのも無理はない。
ないが…
勿体ない!!!
その素材、立ち絵!
もっとデータ容量軽くすれば使えるのに!
なのでこそっと、ぼそっと、ここでその方法をお伝えしよう。
これは、画像を作る人間だけでなく、部屋・立ち絵を登録するすべての人間にお伝えしたい情報である。
通信負荷が軽い素材を検索する時に、このキーワードで探すことができるし、なんなら自分で素材を軽量化できる。
ついでにいえば、流行りの4PLで表情差分+立ち絵を入れた時に他メンバーの通信負荷を減らし、かくつきにくい部屋に貢献しながら高画質を維持することもできるのだ。
その方法とは…
〝Webp〟形式に変換する事である。
マジでこれだけ。
そもそもpngは印刷対応等の為にブラウザー表示には不要な情報をいっぱい持っている形式である。詳しくはぐぐって。
その余分なところを削ぎ落としたのがWebp。(正確には違うが、その程度の理解で充分使える。)
TRPG界隈に、これが広まってないのか不思議で仕方がない…、もはや、何故Apngがもっとも一般的な形式として広まったんだ…とさえ思っている。
頼む、一度試してくれ…
Webp形式にする方法はたくさんあるが、白湯のお湯割り一号店においては、作成したApngを上記ツールにぶち込むという方式を採用している。
もちろん、変換してもアニメーション演出に変化は一切ない。
ありがとう、開発者。
動かない立ち絵を軽くしたいなら、このサイトに、高画質を保てる程度に縮小した上でWebpに変換するスクリプトがある。gift→画像制作所で画像を選んでクリックするだけで、いい感じに軽量化した立ち絵ができるから、面倒だったら、これを使ってしまうのが手っ取り早い。
また、各種素材を購入時点でかくつくかどうかを見分けたいなら、素材のKB数を載せてるショップから購入することを勧める。
体感だと、同時に使う素材が300KB×5程度の部屋なら立ち絵入れても大体動く。30KB以下ばかりの素材なら数をそうそう気にすることはない。
(山奥や通信制限かかった携帯のような極悪通信環境の事は考慮していない、普通の範囲で動く事を想定している。)
※えげつない数のWebp画像を使用したうちよそ双六だが、20KB以下の画像ばかりの為、この部屋が重たいという話を誰にも聞いたことがない。
自ショップだけでなく、Webp素材配布や、Apng不使用を心掛けている店は軽い可能性が高いのではないだろうか。
もちろんApngでも軽い物は軽い。必ずしもそこだけで判断してはいけない。あくまで目安である。
Apngを軽量化する手段はいくつもある。
※さらに色んな工夫をすれば、ココフォリアでうちよそ恋愛シミュレーションゲームができる動く部屋も作れたりする。動く素材の可能性は∞!
それでは今回はこの辺で。
お願い:
60強しかいないフォロワーの為に書いた精査されていない無料記事です。
拡散前提に書かれておらず、言葉尻の悪さや、情報が完全に正しくかかれていない事で炎上ないし、Apngで作品を作っていた誰かを傷つけてしまう可能性があります。
この記事は、Apngやpngを使う人を貶すような意図でかかれた記事ではありません!
むしろ、他ショップさんにも素敵な素材があって大好きなので、軽量化してみんなが使えるようになったらうれしいと思ってかいた記事です!
そうでなかったら、ひとりで黙ってる方がお得じゃないですか…?他素材屋さんがいい素材になって困るのは本来私のようなそれ以外の素材屋のはずです…
TRPG界隈が楽しく、優しい人たちでいっぱいの世界でありますように、という祈りをもって最後を締めくくらせていただきます。
次回記事
さらにすごい拡張子について
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我流 立ち絵軽量化処理手順 一挙公開
追記:
半透明のものを作る際はApngの方が軽い事もあるというご指摘がありました!
私の肌感覚になりますが、全体のうち、一部であればWebpで軽量できる分の方が勝るかな、という感じです。色数が多いデータであればあるほど、Webpで軽量できる幅が広くなる…ような気がする。検証中です。いずれにせよ、半透明が苦手なのは事実であり、実際、私は現在、その手の素材をApngやWebpのようなラスター形式を使用しては作っておりません。
他の作成者様に置かれましては両方の形式を比べていただくのがよいかと思います。
軽量素材を詰めてるマイBooth:
(2023年12月以降の技術力の向上が目覚ましいため、最新作になればなるほどオススメ度があがります。需要ありそうな商品(100~500いいねを越えてるもの)は技術力向上に合わせてメンテナンスする、くらいに考えています。)
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