#VAMOSTARキテる
どうも!難波主催今年の年賀状に使いたい写真第一位獲得のヨシスワです!
さて、本編に入りますが質問です。
「皆さんはプロレス観戦に行く際、どのタイミングでチケットを買いますか?」
コロナ禍となった現在、対戦カードが急遽変わることも多いですよね。また、感染拡大防止の観点から、会場に行く回数が減った方も多いでしょう。
「行くとしたらそれ相応のカードを」
と思うのは当たり前のことです。最大手の新日本プロレスのドル箱シリーズ「G1CLIMAX」の優勝決定戦のチケットでさえ完売していないという厳しい現実。コロナ禍になる前は即完でした。
つまり最近は、「ある程度カード出てから買う」のが基本になっているように感じます。これは、ファンの「団体への信頼度」が問題なのだと思います。信頼をしていれば、カードが発表される前にチケットを買いますよね。そんな皆さまに、ご紹介したい団体がございます。それは、「VAMOSTAR」です。今回はVAMOSTARを掘り下げていこうと思います。(文字数等の都合から選手の方々を敬称略で表記させていただきます)
歴史
そもそもVAMOSTARとは河野真幸&アンディ・ウー選手の合同自主興行の名前なんです。
2020年4月1日、WRESTLE-1が活動休止となりました。芦野祥太郎や児玉裕輔、吉岡世起や征矢学などの主力選手はすぐメジャー団体に進出していきましたが、本田竜輝、仁木琢郎、頓所隼などの若手選手は中々再就職先が見当たりませんでした。
「そんな若手選手たちに活躍の場を与えたい」との思いから河野真幸選手とアンディ・ウー選手が自主興行という形で戦いの場を提供することになったのが今の「VAMOSTAR」なんです。
河野真幸選手はインタビューで「最終的には僕とアンディが残るのが理想」と語っています。なので、VAMOSTARでは若手選手が中心となっています。
個人的には、もっと上の団体で河野さんを見たいですが・・・(#河野真幸待望論)
第1戦は2020年8月23日、新木場1stRING大会でした。チケットは全席完売。そして、ここから月一回ペースで東京では新木場1stRING、新宿FACE、大阪ではコレガスタジオを中心に定期開催されています。7月は28日に新木場で開催されました。
VAMOSTARは流石に「全大会チケット完売!」とまでは言えませんがほぼ全ての大会でチケットが完売しています。それぐらい人気なのです。
「そりゃ新木場はキャパ300人だから、完売するのも普通でしょ」と思う方もいると思います。それについてはこの後に触れますので、その疑問を忘れずにお読みください。
魅力
VAMOSTARの最大の魅力であり、最大の特色は「対戦カードは当日入場曲で発表」な点です。当日、入場曲が流れるまでどんな試合が組まれるのか分からないんです!!これ、めちゃくちゃワクワクします。分かっているのは出場選手のみ。その場でカードが分かるため、プロレスファンがついつい考えてしまう「この組み合わせだと〇〇が負けちゃいそうだな」や試合の展開を予想する暇がありません。
つまり、純粋な気持ちで試合が楽しめるんです!そしてワクワクする!最高なんです。
「全対戦カード当日発表」という形でほぼ全ての大会で完売しているわけです。これは「VAMOSTARなら安心だ」というVAMOSTARブランドが出来ているように感じます。これは簡単に作れるものではありません。第1戦からこのスタイルでここまでやってこれていることが何よりの証拠ですね。
2つ目の魅力に「出し惜しみしないマッチメーク」があります。カードは当日発表なわけですから、微妙な試合をたくさん組んでもその大会の売上は変わりません。しかしそれではリピーターを増やすことに繋がらないため、VAMOSTARではカードを出し惜しみしないんです。過去には火野裕士と土肥こうじのど迫力パワー対決や、児玉裕輔とアレハンドロのハイスピードバトル、立花誠吾と頓所隼のプロレス総合学院一期生対決、佐藤嗣崇と現世界タッグ王者の本田竜輝のシングル、河野真幸と大門寺崇の大将戦など多種多様なカードを見ることができます。「VAMOSTARでしか見れないカード」そして、これは若手に限らず、普段あまりシングルが組まれない選手たちがシングルマッチをすることでスポットライトが当たります。「怖い河野真幸」が見れるのはVAMOSTARと天龍プロジェクトだけです。
そして、試合が全て面白い! 3つ目の魅力にもなりますが「安定した試合内容」をVAMOSTARは維持しています。「ファンの見たいもの」を提供してくれているんです。VAMOSTARには「無効試合」なんかありません。
4つ目の魅力に「ゲスト参戦選手が豪華」というのがあります。過去にVAMOSTARに参戦したレスラーを挙げると大谷晋二郎や崔領二、ボディガーや金本浩二、ハートリー・ジャクソンやジェイク・リー、阿部史典や田村ハヤト、浜亮太や中之上靖文、そして令和の虎に出演して話題のオルカ宇藤などたくさん!!
今後も新たな選手が参戦するでしょう!!!
5つ目の魅力に「プロレスの枠を越えたドラマ性」がVAMOSTARにはあります。
WRESTLE-1所属だった「一(HAJIME)」は、「クローン病」という病気にかかってしまいます。しかし、彼は諦めることなく病気を乗り越え復帰!復帰後は近藤修司や土肥こうじとのシングルなど重量級の相手が続いていますが、病を乗り越えたその姿に感動しました。
また、アンディ・ウー選手と大門寺崇選手はかつて全日本プロレスの入門テストを同時に受けました。一芸披露で素顔のアンディが酔拳を披露する中、大門寺さんはラミレスのモノマネをし、アンディ・ウーだけ合格。この時からアンディ・ウーに憧れに近い感情を抱いていたらしい大門寺さん。この二人が2021年12月20日新木場大会のメインイベントで激突。見事大門寺選手が勝利し、二人はタッグを結成することも増えていきました。
また、7/28にアンディ・ウーデビュー10周年記念試合として行われたアンディ・ウー&中之上靖文vs羆嵐&児玉裕輔。一見なんの変哲もないカードですが、実はアンディのデビュー戦のパートナーは中之上靖文なんです。デビュー戦と10周年記念試合のパートナーが同じ。良いですね。
このような「人間ドラマ」もVAMOSTARでは味わえます。
6つ目の魅力に「未来のスターが集まっている」というのがあります。
VAMOSTAR開始直後から参戦していた頓所隼はGLEAT、仁木琢郎は2AW、本田竜輝は全日本プロレス、藤村加偉はNOAH、と様々な団体に再就職。本田竜輝は世界タッグ戴冠、頓所隼はGLEATのタッグ王座決定トーナメントに出場、仁木琢郎は2AW cup優勝。佐藤嗣崇は火祭り出場。と新天地で大活躍しています。今、VAMOSTARに参戦している若手選手(一、立花誠吾、大門寺崇)も今後活躍していくでしょう。これらの選手が大ブレイクする前に、見て知って応援していれば、ブレイクした時にめちゃくちゃ喜べます。新たな推しを見つけましょう。
7つ目の魅力に「雰囲気が良い」というのがあります。
まず、会場の空気が温かい。居心地が良いんです。そして、選手との距離が近い。ほとんどのグッズが選手の手で直接販売されているため、たくさんお話することが出来ます。応援ボードにサインを入れてもらい、感無量です。
また、VAMOSTAR名物に「VAMOSTARくじ」というのがあります。1回1000円。ハズレ無し。特賞は毎回様々ですが、前回は羆嵐が試合で使っていた椅子でした。僕もなけなしの3000円をつぎ込みましたが、無念のB賞3つ。"くじ"は場を盛り上げ、多くの大人たちが大金を掛けて、膝から崩れ落ちる様子は見ていて思わずクスッと笑ってしまいます。結局、前回は特賞を5歳ぐらいの子どもが引くというハッピーエンド。僕も、周りの大人も心の底から拍手を送りました。最高すぎません?この空間。そして肝心の試合も試合中、全選手が楽しそうなんです。見ていてこっちも楽しくなります。
僕はVAMOSTAR帰り、毎回大満足で、幸せな気持ちで帰路についています。
まとめ
こんな感じで7つの要素からVAMOSTARをオススメしましたが、行ってみたい!という気に少しでもなっていたでしょうか…?
まずは行ってみて欲しいです。W-1を見ていなかった方でも、十分に楽しめる興行です。
僕が保証します!!!
おまけ~河野さん物販での下り~
僕「この、タオルとキーホルダーください!」
河野さん「ありがとう!3500円ね~」
僕「サインを入れてもらえますか…?」
河野さん「でも、(タオルは)サイン入れたら使えないじゃん!」
僕「僕、河野さん好きすぎて応援ボード作ってて…それに書いてもらえますか?」
河野さん「出た出た笑!いいよ!」
この「でもサイン入れたら使えないじゃん!」の言い方にキュンと来ました。
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