
笑いでストレスを解消!社畜の「アンパンマン考察」
はじめに:終電でアンパンマンを考える
残業続きの疲れた頭で、ふと考えた。アンパンマン...なんて素晴らしいヒーローなんだろう。顔を差し出して、誰かを助ける。そこに見返りなど求めない。まさに、究極の無償の愛...。
...って、待て。社会人的に考えると、色々とヤバくない?労働環境とか、ワークライフバランスとか、そもそもアンパンマンの経営構造とか。まるでブラック企業の縮図のような...。
いや、アンパンマンをディスるつもりはない。むしろ、尊敬している。でも、社畜の目線で見ると、色々と気になる点が...。今夜は終電までの時間、真面目に考察してみよう。
1. アンパンマンの労働環境を考える
休日なし!?常時待機の救助体制
アンパンマンって、休みはあるのだろうか?困った人がいれば、いつでもどこでも飛んでいく。まるで、ブラック企業の「24時間365日対応!」という謳い文句のようだ。
「田中さん、休日出勤できます?」
「すみません、今日は...」
「困ってる人がいるんですよ?」
...って、これじゃあアンパンマンじゃないか。というか、アンパンマンの働き方そのものがブラック企業の理想形なのでは?考えすぎかもしれないが。
報酬はあるの?
アンパンマンは、救助の対価として何かもらっているのだろうか?
見返りを求めない精神は素晴らしいが、これじゃあ給料未払い案件じゃないか。労働基準監督署案件である。
「アンパンマン様、お礼としてこちらを...」
「いいんです。困った人を助けるのは当たり前です」
「でも...」
「さようなら!」
これ、完全にサービス残業の美化では?
顔面リスク
最大の問題は、顔を投げつけるという身体的リスク。これ、明らかに労災案件だ。
「田中さん、顔貸してください」
「は?」
「お客様が困ってるんです」
「それは比喩ですよね?」
...とはいえ、新しい顔をジャムおじさんがすぐに焼いてくれるのは、素晴らしい福利厚生と言えるかもしれない。
2. ジャムおじさんのマネジメントを分析する
パン工場の経営構造
ジャムおじさんの工場、よく考えると謎が多い。
スタッフ構成:
ジャムおじさん(社長兼製造部長)
バタコさん(実質的なマネージャー?)
メロンパンナちゃん(新入社員?)
ロールパンナ(契約社員?)
この少人数で24時間体制?ワークシェアリングはどうなってるの?有給消化率は?
パン工場の謎の収支
そもそも、このビジネスモデルは成り立つのか?
収入源:
パン工場の売り上げ(でもほとんど配ってない?)
寄付金(誰から?)
助成金(自治体からの支援?)
クラウドファンディング(現代なら)
支出:
原材料費(小麦粉代は誰が?)
人件費(給料どうなってる?)
設備維持費(あの風車、電気代すごそう)
アンパンマン号の燃料代(これ、経費で落ちる?)
完全にレッドオーシャンのパン業界で、しかも原材料費高騰の中、このビジネスモデルは持続可能なのか?まるでスタートアップの資金繰り状態である。
3. バイキンマンという存在
最強の営業部長?
よく考えると、バイキンマンの存在がアンパンマンの価値を高めているのでは?
「困ったときのアンパンマン」という信頼感。
これ、バイキンマンが定期的に事件を起こしているからこそ、保たれている構図では?
まるで...
「お客様が困ってます!」
「田中さん、なんとかして!」
「はい、すぐ対応します...」
という、日常的な営業トラブル対応のようだ。
適度な緊張感の創出
バイキンマンの失敗は、いつも程よいレベル。
誰も死なない。
大きすぎる被害も出ない。
むしろ、組織に適度な緊張感を与えているのでは?
「来期の目標必達を!」
「危機感を持って!」
「顧客の声に耳を傾けて!」
というパワーポイント営業部長の存在感に近いものがある。
4. カビルンルンのワークスタイル
リモートワークの先駆者
カビルンルンって、実は理想的なリモートワーカーでは?
自宅作業がメイン
オンライン会議(バイキンマンとの通信)
在宅勤務の問題点も体現(運動不足、引きこもり)
「在宅ワーク推進!」
「コミュニケーションはオンラインで!」
「移動時間削減!」
...という、現代の働き方改革を先取りしていたとも?
5. メロンパンナちゃんの人材育成
新人教育の理想形
メロンパンナちゃん、実は理想的なキャリアパスを歩んでいる?
OJTでの実践的な学び
先輩社員のサポート
適度な責任と権限
失敗しても許される環境
「新入社員の育成は大事」
「失敗は成長の糧」
「報連相を徹底して」
...なんて言われる新人教育、実はアンパンマンの世界では自然に実現されている?
6. メリット・デメリット大解剖
メリット:
福利厚生が充実(顔の即時交換可能)(でも痛そう)
社会貢献度が高い(やりがい搾取の可能性も)
チームワークが素晴らしい(ある意味、運命共同体)
転職市場での評価が高そう(「元アンパンマン」のポテンシャル)
知名度抜群(企業ブランディング的に最強)
社食が美味しそう(だってパン工場だし)
デメリット:
ワークライフバランスが壊滅的(そもそも生活があるのか)
給与体系が不透明(歩合制?業績連動?)
残業代が出ない疑惑(助けを求める声に応えて24時間戦えますか)
キャリアパスが不明確(昇進の基準は?)
人事評価制度がない(目標管理とか存在しなさそう)
社会保険は?(厚生年金とか入ってる?)
おわりに:アンパンマンに学ぶ働き方改革
結局、アンパンマンの世界って、理想と現実が混在した不思議な職場なのかもしれない。
でも、「誰かのために」という純粋な想いは、現代のビジネスパーソンも見習うべきところ。(ただし、顔を投げつけるのは労基署案件なので、マネしてはいけない)
私たちも、もう少し周りのために...
とは言いつつ、終電が迫っている。今日はこの辺で。
明日も「それいけ!社畜マン」は続く。たぶん。
ちなみに、毎回言うが私の本名は「田中」ではない。社畜あるある話を「田中」という仮の名前で書いているだけだ。本当の名前は「カバオ」...ではない。「しょくぱんまん」でもない。おっと誰か来たようだ。この話はまた今度!
(完)
いいなと思ったら応援しよう!
