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笑いでストレスを解消!社畜の「ワンピース考察」

はじめに:社畜の夢は終わらない

終電間際のオフィスで、疲れた目をこすりながらふと考えた。もし、私がルフィだったら...。

子供の頃は「海賊王になる!」とか「悪魔の実を食べたい!」とか夢いっぱいだったのに、今や「部長になりたい」「人事評価で良い査定が欲しい」という現実的な野望ばかり。ああ、なんて世知辛い大人になってしまったのだろう。

でも、考えてみれば会社も大海賊時代と似ているかもしれない。上を目指して這い上がる過程、仲間との出会い、強大な敵との戦い...。そうか!私たち社畜は、現代の海賊なのかもしれない!

1. 偉大なる航路へ 〜社畜の夢編〜

新入社員編:東の海(研修期間)

新入社員研修から始まる社会人生活。まるでシェルズタウンからの船出だ。

「私は...部長になる!」
新入社員の挨拶で宣言してしまった、この恥ずかしい野望。でも、笑われようが、バカにされようが、この夢は諦めない。上司からの理不尽な指示?そんなの、ゴムゴムの実の能力(メンタルの柔軟性)で跳ね返してやる!

仲間との出会い:グランドライン突入

「転職してきた元商社マン。三刀流ならぬ三画面作業を操る凄腕エクセラー、ゾロ山さん」
「経理部の泥棒猫。お金に目がない虎子さん」
「企画部のエース。嘘つきと言われながらも実は凄腕プレゼンター、うそっぷさん」
「総務のサンジョウさん。給湯室が聖域」
「新人のチョッパー君。社会人経験1年未満だが、実は天才」

こんな個性的な仲間たちと出会い、私のクルー(プロジェクトチーム)は着々と戦力を増していく。

2. 強敵との戦い 〜昇進試験編〜

七武海との対決:中間管理職の洗礼

まずは課長への昇進試験。立ちはだかるは七武海ことミホーク部長。その切れ味鋭い指摘の数々は、まさに黒刀「夜」。プレゼン資料はズタズタに切り裂かれ、企画書は木っ端微塵に...。

「まだまだ早いな、田中君。PDCAのPすらできていない」
「くっ...!でも、私にはまだ秘密兵器が!」
「なに!?まさか...」
「はい...!徹夜で作った収支シミュレーション改訂版です!」

CP9(人事部)との死闘

評価査定の時期。人事部の密告により、私のチームは左遷の危機に...!
エニエス・ロビー(人事部)に乗り込み、ロビン(配属先を間違えられた新入社員)を取り戻すため、CP9(人事課)との戦いが始まる。

「貴様の360度評価は...最低だ」
「な、なんだと!?」
「だが...その熱意は認めよう。来期からの昇進を約束しよう」
「ロビンーーー!一緒に帰ろう!!!」(帰社という意味)

3. インペルダウン編 〜左遷からの這い上がり〜

地獄の楽園、子会社への出向

「田中さんには、しばらくウチの子会社で経験を積んでもらおうと思います」
この甘い言葉の裏に隠された真実...。そう、ここは現代のインペルダウン。社畜の墓場と呼ばれる子会社勤務が始まる。

レベル1:雑用地獄(コピー取りと経費精算の無限ループ)
レベル2:居場所なし地獄(誰も私の存在を覚えていない)
レベル3:責任押し付け地獄(「前任の田中さんが...」が口癖の上司)
レベル4:会議地獄(延々と続く無意味な会議)
レベル5:予算0地獄(「人件費削減」の二文字で絶望)
レベル5.5:社畜の限界に挑戦する場所

「ここから脱出する方法は...会議室の机の下に隠された経営計画書を奪取すること!」
「でも、そこは毒々しい上司が24時間監視してます!」
「私には仲間がいる...!出向組の集まり"チーム・バギー"を結成するわ!」

イワンくんとの出会い

そこで出会った先輩社員・イワンくん。その人を元気にする不思議なパワー(ホルモン接種ならぬモチベーション注入)で、私の心は再び燃え上がる。

「あなたの"覇気"を感じるわ...。このままじゃ終わらせない!」
「そうよ!立ち上がるのよ!田中ーーー!」
「私は...本社に戻るーーーー!!!」

4. マリンフォード編 〜組織改革の大決戦〜

本社決戦の幕開け

ついに本社との全面対決。私たち「新しい働き方」派と、頑なに従来のやり方を守ろうとする「保守派」との戦いが始まる。

白ひげ(創業者)「時代は変わっているんだ...グォォォ」
赤犬(業務改革推進室長)「クソ忖度ーーーッ!」
青キジ(人事部長)「まぁ、世代交代も必要でしょう」
黄猿(総務部長)「はぁ...若手の意見ですかぁ...面倒ですねぇ...」

覇王色の覇気(プレゼン力)の解放

大決戦の場となった全社会議。私の中に眠っていた覇王色の覇気(説得力のあるプレゼン力)が、ついに目覚める!

「この会社をもっと良くしたい!」
「古い体質を変えたい!」
「だから私は...!」

その瞬間、会議室にいた役員の半数が気を失う(納得して席を立つ)。

仲間との再会

突如、会議室のドアが開く。そこには...。
「遅れてすみません、元商社マンの...」
「ゾロ山だ!」

続いて、
「経理部の...」
「虎子さんよ!」

「企画部の...」
「うそっぷです!嘘じゃないです!」

5. 新時代へ 〜働き方改革編〜

ワンピース(理想の働き方)を求めて

「本当のワンピース(働き方改革)は、まだ見つかっていない...」
「でも、みんなで探していけば、きっと...!」

私たちの航海(業務改革)は、まだまだ続く。
新しい仲間(新入社員)を迎え、新たな敵(非効率な業務)と戦いながら、伝説の島ラフテル(働きやすい職場)を目指して...。

メリット・デメリット大解剖

メリット:

  • 昇進への道が開ける(でも責任も増える)

  • 仲間が増える(飲み会も増える)

  • 給料が上がる(税金も上がる)

  • 発言力が強くなる(言い訳できなくなる)

  • かっこいい肩書きがもらえる(名刺が毎年変わる出費)

デメリット:

  • 戦いが終わらない(エネルドラゴンならぬエンドレス残業)

  • 新しい敵が次々現れる(案件が途切れない)

  • 海軍(監査部)に追われ続ける(内部統制の呪い)

  • 懸賞金(責任)が上がり続ける(もう逃げられない)

  • 体力が削られる(メモメモの実の能力者になる)

おわりに

結局、この会社という大海原で、私たちは何を目指しているのだろう。
お金?名誉?それとも...。

私の答えは「自由」。
残業から、形式主義から、非効率な会議から...。
全ての束縛から解き放たれ、本当にやりたい仕事をする自由。

きっと、それこそが私たちの求める「ワンピース」なのだ。

ちなみに、毎回言うが私の本名は「田中」ではない。社畜あるある話を「田中」という仮の名前で書いているだけだ。本当の名前は「麦わら」...ではない。「ロジャー」でもない。あ、もう終電の時間だ。この物語はまた今度!

(完)

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