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笑いでストレスを解消!社畜の「きこりの泉」考察

はじめに:社畜の自己改革願望

ランチ時のオフィスで、疲れた目をこすりながらふと考えた。
もし、きこりの泉があったら...。

子供の頃は「スポーツ選手になりたい」とか「宇宙飛行士になりたい」とか夢いっぱいだったのに、今や「もっと効率的に仕事がしたい」「上司の機嫌を損ねない処世術を身につけたい」という地味な願望ばかり。ああ、なんて現実的な大人になってしまったのだろう。

1. きこりの泉、徹底解剖!

基本スペック

  • 入浴すると新しい自分に生まれ変われる

  • 反省に基づいた改善が行われる

  • 自分の理想に近づける
    ...って、完璧すぎない?まるでチート級の人生リセットツールだ。

使用上の注意点

  • 設置場所の検討(間違って誰かが落ちたら大惨事)

  • 落としたい人の誘導(パワハラ上司などをどうやって誘い出すか)
    …他人に使うのはやっぱり無理があるので、まずは自分で使ってみよう。

2. 社畜の理想追求編

まずは軽めの改善から

「もう少し要領よく仕事ができる私」を想像しながら泉にダイブ!

期待:
「おはようございます。今日も効率的に業務をこなしますね!」

現実:
「(Ctrl+Cの連打音)あっ...違うデータをコピーしちゃった...」

なんか、むしろ以前より効率が落ちてる...?理想を追求しすぎて、基本的な作業すら怪しくなるという新たな問題発生。まるでスキル振り直しに失敗したRPGキャラみたいだ。

本気の改革にチャレンジ

「バリバリ仕事ができて、でも程よく休憩も取れる、理想的な私」を目指してダイブ!

期待:
「この案件は今日中に片付けて、明日は新規プロジェクトの企画書作成ですね」

現実:
「コーヒーブレイク大事ですよね。あ、もうお昼?」

生産性と休憩のバランスを考えすぎて、結局何もできない人間に...。
これじゃあ成長どころか退化してるじゃないか!

3. 理想と現実のギャップ編

上司対応力の強化

「パワハラ上司にも毅然と対応できる私」を目指して泉にダイブ!

期待:
「申し訳ありませんが、その指示は現実的ではないと考えます」

現実:
「すみません、その案件についてなんですが...(声が小さすぎて聞こえない)」

なんか、むしろビビりが加速してない?声が小さくなるどころか、ほぼ腹話術レベル。これはもはや退化では?

コミュニケーション能力の向上

「誰とでも上手く会話できる私」になるべく泉にダイブ!

期待:
「プレゼン完璧です!質疑応答も余裕でした!」

現実:
「えっと...その...あの...(猫の鳴き真似を始める)」

おい、なんで猫の鳴き真似!?しかも、本物の猫より下手という新たな才能の開花。

…思い出したんだけど、自動的に良いスペックにしてもらえるんじゃないっけ。どこでもドアみたいに念じなくて平気?
でも、その場合私の自我は失われるんじゃ…。
怖い、それは怖すぎる。誰かに成り代わられるのなんてイヤ!

4. メリット・デメリット大解剖

メリット:

  • 理想の自分に近づける(ただし自我が保てるかは不明)

  • 自己改革のきっかけになる(きっかけだけ)

  • 水分補給になる(むしろ溺れそう)

  • 通勤中の汗も洗い流せる(乾いて出てこられるのは別人かも)

  • 心機一転できる(心機一転しすぎて自我が(以下略))

  • 上司の逆鱗に触れても洗い流せる(上司の記憶は消せない)

デメリット:

  • 理想が高すぎると逆効果(完璧を求めすぎて機能不全)

  • 周囲の期待がさらに高まる(それを自分が検証できるのかは不明)

  • 社内で水浸しになる(清掃員さんに怒られる)

  • 理想と現実のギャップで精神崩壊(むしろ闇が深まる)

  • 会社の機器が水没する可能性(IT部門激怒)

5. 社畜の叡智編

結局のところ、きこりの泉に頼らなくても、私たちには「笑い」という最強の武器があるんじゃないか?

例えば...

  • 上司の説教を「新作漫才」と捉え直す

  • 残業を「月面探査ミッション」と考える

  • 通勤電車を「モンハンのクエスト」と思い込む

  • 締切を「RPGのタイムリミット」として楽しむ

ただし、全てを笑いに変換しすぎると、今度は「この人大丈夫?」と心配される。難しいバランスだ。

おわりに:本当に必要なのは

きこりの泉がなくても、日々の小さな「笑い」の積み重ねで、少しずつ理想の自分に近づけるんじゃないか。

完璧な改革より、ちょっとした進歩の方が続くかもしれない。焦らず、でも着実に。それが社畜サバイバルの極意なのかもしれない。

明日も笑顔で頑張ろう...って、もう昼休み終わりの時間だ!

ちなみに、毎回言うが私の本名は「田中」ではない。社畜あるある話を「田中」という仮の名前で書いているだけだ。本当の名前は「佐藤」...ではない。「鈴木」でもない。あ、本当にやばい!ミーティング遅れる!この話はまた今度!

(完)

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YuSa@社畜系お笑い作家
「普段は社畜あるある考察で皆様の心を癒やしているつもりですが...『これ面白いから投げ銭したい!』って思ったり、『こんなアホが世の中で働いてるんだから頑張ろう』って1μ(ミクロン)でも思ったら、『チップくれでもいいんだよ♡』って思う田中(仮)です」