笑いでストレスを解消!社畜の「サザエさん海山商事考察」
はじめに:フォロワー様リクエストにお応えして
終電間際のオフィスで、フォロワーのたまゆらさんからいただいたリクエストを読み返していた。
「マスオさんやアナゴさんの働く海山商事の考察…」
おお、これは面白い!日曜の夕方6時30分になるとよく登場する、あの海山商事である。社員がみんな幸せそうで、激務で過労死...なんて話も聞かないし、もしかして理想の職場なのでは?
私が異世界転生よろしく、海山商事に転職したら...。そんな妄想を、社畜の視点で徹底的に考察してみよう。
1. 謎に包まれた職場環境
伝説の上司・局長
まず気になるのは、めったに姿を見せない局長の存在。誰も会ったことがないのに、なぜか全社員が恐れ敬う。まるで、都市伝説のような存在感。
「田中さん、局長案件です」
「え?局長って実在するんですか?」
「さあ...でも決裁印は確かにあるんです」
「そもそも局長って聞きなれないんですけど、社長から何人下のポジションですか?」
「それを聞くのは野暮ってもんですよ、昭和から進まない部分もあるんです」
「平成生まれには難儀ですね…」
マスオさんの働き方
マスオさんの働き方が気になる。残業はほとんどなさそうだし、休日は家族サービス。理想的な仕事とプライベートの両立。
...けど、ちょっと待て。
毎週のように「今日は早く帰れそう」と言いながら、何かトラブルに巻き込まれて結局定時退社。これって、働き方改革の「見せかけの成果」では?
「田中さん、今夜も残業ですか?」
「はい、マスオさん。資料が...」
「僕も手伝いますよ。実は家に帰りづらくて...」
「サザエさんに何かあったんですか?」
「いえ、今日のおかずがタラの子なんです」
「それはつらい...(でも羨ましい)」
アナゴさんのポジション
アナゴさん。残業して、よく飲み歩いていて、趣味も充実。まさに、私が目指すべき理想像...?
でも、よく考えると。
「アナゴさん、また今日も残業ですか?」
「ああ、趣味の時間が欲しいからね」
「でも、それって...」
「残業代で趣味を充実させる、これぞワーク・ライフ・バランスというものさ」
いや、それただの残業依存症では...?休日に磯釣りする金欲しさに、平日を犠牲にするとか。完全に本末転倒。
それより私はあの怖い嫁の存在が気になる…。
2. 謎の多い業務内容
いったい何を売っているの?
海山「商事」だから、何か商売してるはず。でも、具体的に何を扱っているか、一度も明かされていない。
妄想を巡らせてみよう:
「田中さん、例の案件の進捗は?」
「はい、まさに今、商事してました」
「商事って何を?」
「いや、その...商い...事を...」
「素晴らしい!次の商事に取り掛かりましょう」
「え?(何も説明されてない...)」
品川庄司の方がよっぽど、庄司ーーーーーしてる。
ミキティーーーーーー!!!(壊)
フレックスタイム制?
マスオさんもアナゴさんも、唐突に休暇を取れる。これって、超フレキシブルな働き方...?
でも、本当にそんな天国みたいな会社なのか?
「田中さん、突然ですが明日休暇を」
「あ、私も実は...」
「そうですか。ちなみに明日、アナゴさんの釣り大会が...」
「...休暇、取り消しで」
3. 不思議な社内制度
新卒採用の謎
不思議なことに、新卒社員を見たことがない。マスオさんが最後の新卒なのでは?
「田中さん、新卒採用の面接官をお願いします」
「え?うちにも新卒採用が?」
「はい、毎年やってます」
「でも、入社した人を見たことが...」
「さあ...」
まさかの辞退?!ねぇ、みんな!あんなホワイト企業ないよ!
派手さに騙されちゃダメ!
社内イベント
頻繁に開催される社内イベント。特に釣り大会が多い。これって、本当に任意参加?
「田中さん、土曜の釣り大会は?」
「すみません、予定が...」
「アナゴさんが『釣りは人生』って」
「...参加します」
お前を釣ってやろうかーーー!!(壊)
4. メリット・デメリット大解剖
メリット:
雰囲気が家族的(実家より家族的)
有給が取りやすい(釣り大会参加が条件)
残業が少ない(表面上は)
食事補助が充実(タラの子がメイン)
ボーナスが安定
会社の知名度が高い
倒産の心配なし
リモートワーク制度あり(ただし磯での作業が多い)
デメリット:
プライベートが謎
休日出勤が多い(主に釣り関連)
業務内容が不明確(商事って何?)
昇進が望めない(局長は都市伝説)
社内恋愛が困難
副業不可
人事異動なし
退職が難しい
アナゴが鬼門(釣り案件に左右されすぎ)
おわりに:理想の会社は存在するのか
結局、海山商事も一筋縄ではいかない会社だということが分かった。表面上は理想的な職場環境に見えて、実は独特の「しがらみ」や「暗黙のルール」が存在する。一度入社したら、なかなか抜け出せない不思議な魅力がある会社なのかもしれない。
でも、マスオさんやアナゴさんは、その中でもそれなりに幸せそうに働いている。きっと、会社の理想と現実の間で、うまくバランスを取るコツを掴んでいるんだろう。
私も、いつかそんな境地に至れるだろうか...。
あ、そうそう。いつも言ってるけど、私の本名は「田中」じゃない。今回は海山商事の架空社員として「田中」を名乗っただけ。本当の名前は「磯野」...ではない。「フグ田」でもない。
そうそう、次回はたまゆらさんからいただいた第二弾リクエスト「シティーハンター的な働き方改革」について考察する予定。槇村香の兄である槇村秀幸...あの魅力的なキャラクターが早々に離脱してしまったのは、もしかして働き方改革の犠牲だったのでは?なんて視点で考察してみようと思います。(そうじゃないと話進まないからだろ)
あ、もう時間だ。この話はまた今度!
(続く)