スロバキア留学記~出発準備編~

Ahoj! sayuです。

こちらの記事ではコロナ禍での留学出発準備について、私の場合はどうであったかをご紹介したいと思います。
※2022/1時点での情報です。日々状況が変わっていますので参考程度にお読みいただければ幸いです。

まず航空券の手配についてですが、こちらがかなり苦労しました。
というのも、日本からスロバキア内の空港に飛ぶ直行便はなく、どのルートを選んでもある程度のリスクは避けられなかったからです。

スロバキアに入国するルートとして、「羽田/成田空港→ウィーン空港→陸路でスロバキア入国」が一般的です。

しかし、コロナの影響で「羽田空港→ウィーン空港」の直行便がなくなってしまい、ドイツのフランクフルトでトランジットしなくてはなりませんでした。

私が選んだルート:「羽田空港→フランクフルト空港→ウィーン空港→陸路でスロバキア入国」

この場合トランジットする国ドイツでEU圏内に入るための入国審査があります。
どこで止められるか分からないので、出発までにドイツ・オーストリア・スロバキアと3国のコロナ関連の入国規制などを確認していました。

そして陸路でのスロバキア入国に関してですが、オーストリアからスロバキアへの越境が制限される可能性があり、ウィーン空港からスロバキアに無事陸路で入れるか分からないという問題が出てきました。

最終到着地をスロバキア国内の空港にするという手もありましたが、ブラチスラバ空港はマイナーすぎて条件の良い便がなかったのと、コシツェ空港は滞在先の首都ブラチスラバまで電車で約7時間とどちらも現実的な手段ではありませんでした。

大使館に国境閉鎖について問い合わせてみましたが、日々規制が変わるので現時点では何もお答えできないとのこと。
こうなったらもう運ですので、最悪ウィーンで止められることも考えつつ、自主隔離先のホテルが手配するタクシーにウィーン空港まで迎えに来てもらうことにしました。

最終的なルート:「羽田空港→フランクフルト空港→ウィーン空港→滞在先のホテルが手配するタクシーでスロバキア入国

ここまでが航空券手配についての話でした。お次はVISA申請について。

出発する日が決まったら在日本スロバキア大使館でVISA申請を行いました。
スロバキア大使館はやはりマイナーなのか、HPが日本語表示でなくかなり不安でしたが、メールでVISA申請について問い合わせたところ日本語で対応してくださいました。

約半年の滞在ですが、長期滞在用のワーキングホリデービザを申請してくださいということでした。
申請には以下の書類が必要でした。

  • パスポートまたはそのコピー

  • 背景白無地の証明写真2枚

  • 申請書

  • 英文の銀行残高証明書(残高4000ユーロ以上)

  • 英文の旅行保険証書(保証期間1年以上)

  • 英文の健康診断書

  • 犯罪証明書(アポスティーユ付き)

  • 英文の宣誓書

  • 申請料金(35ユーロ相当の日本円)

申請自体はスムーズで、大使館で手続きを済ませてから1週間強でVISAの紙が貼ってあるパスポートが家に届きました(レターパックで郵送してもらうことができます)。

残るは入国後の自主隔離先ホテルの手配です。自主隔離のルールは到着する時期によって全く違いました。
私が入国した時期のルールは「到着後5日目にPCR検査を受け、陰性の結果がでたらそれ以降は自由に移動してOK」ということでした。

留学先大学からは「7日ホテルに滞在してから寮に移動してほしい」と連絡があったので、指示どおりに手配しました。
(他の留学生の話を聞く限り7日もホテルに泊まった人はいませんでした。ヨーロッパからの留学生はさらに規制が緩いみたいです。私は真面目過ぎたかもしれません…。ホテルに4万くらい払ったのに…。)

コロナ禍の留学でイレギュラーな対応がたくさんあり、出発準備だけで軽く10万円くらいかかったと思います…。奨学金をもらえているのでとても助かっていますが、それがなかったらと考えると恐ろしいです。

ということで、留学出発までに準備したことをご紹介しました。コロナ禍の留学はイレギュラーが多いのとお金がかかります。この状況が少しでも良くなるように願うばかりです。
今回も記事を読んでくださりありがとうございました。Ďakujem!





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