現代短歌 -13- 大企業という大船 (6首)
大船に乗って航海 大海原
陸地も星も見えないままで
偉いほど見えないらしいきらめきが
海の藻屑と化して散りゆく
ボート乗り白波飛ばし波間縫う
軽快なキミ みおろす僕は
***
はぁ 明日、会議の司会
眠れずに原稿作り 音読重ね
大荒れの海にて舵を取りきれず
原稿隠し 波に揺られて
寝る前の反省会が長引いて
夢の中でも溺れて沈む
***
大企業で社内政治に潰されたアイデアの数々が、
薄暗い感情を蓄積させていきました。
転職したい。
現場のアイデアに耳を傾け、まっとうに改善点を指摘したり、「やってみよう!」と言ってくれたりする上司がいる会社に。
求人票では分からない、
凝り固まった体制を見透かす目がほしい。
白湯(さゆ)
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