現代短歌 -23- 恋愛 春夏秋冬(4首+α)
『歩こうよ。桜が綺麗に咲いたから。』
送れる仲が遠いよ 消した
汗だくで人に揉まれて靴擦れし歩く理由は
花火じゃないよ
「真っ赤だね」染まる頬たち
紅葉と自撮りをしてもごまかせなくて
くるくると巻くマフラーを後ろ手で
ぎゅっと結べば「はいプレゼント!」
***
煙草すら吸えない歳で「愛してる」なんて言うなよ 愛しちゃうだろ
自我さえも揺らぐ迷子の君だけど
真っ直ぐ僕を見つめるんだね
白湯(さゆ)
いいなと思ったら応援しよう!
サポートいただけたら、お散歩してネタを探しにいきます!(*^^*)