旅に出る日はいつだって
寝不足と高揚感で夢見心地だ

スマホから顔上げ車窓みてみると
知らない景色　「旅が始まる」

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富山県行ってきます！
天気がよければ立山登りたい！

いつからか　宝の山が豹変し
タスクの山に見える会席

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朝からおなかいっぱいだあ

行きずりで見せられた地図
ざっくりと線が少ない　迷う指先

「暑いね」と笑いお互い汗を拭く
旅は道連れ　それより暑い

「わぁ綺麗！ 写真撮って」とはしゃぐ君
名も知らないが　思い出ともに

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見知らぬ人と一緒に紅葉を見てきました。

カラー剤　桃色に染まる髪の毛と
気持ちと頬と　マスクの紐と

元球児　解説席で饒舌だ
隣の彼女は聞いてないけど

現代短歌 -22- ソシャゲガチャの誘惑(5首)

50連　ここでやめたら大赤字！
引いて借金清算すっぞ

jpegになぜ大金を払うのか？
答えは「だって欲しかったから」

イケているあの子とまともに話せない
ダイヤを買う手はとことん早い

やりすぎた　Google Playからメール 5件
クレカの明細こわい

ソシャゲ中　僕の脳波は凪いでいる
実質これは「瞑想」ですわ

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リリースされたばかりのD4DJ Groovy Mixに10万円弱

棄てられた黄色い声をはこぶ船
田沢湖畔の “虚無のプーさん“

水上でひととき夢をのせる鳥
地に足つけてどうしちゃったの

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田沢湖畔の高速船乗り場付近に、虚無のボートが並んでいました。

◆　短歌:ご自愛

生姜茶と風呂で芯から暖まり
身体を布団にくるめば愛

とびっきり甘い台詞がほしいから
vitaを起動し元彼に会う

出血を忘れ歩けば
後悔がズシンと重く腹落ちイテテ　

白湯(さゆ)