最近ライブが終わると感じること
ここ半年平均すると月2本ライブをやっている・・・と思う。正確に数字を出したことはないので感覚的にはそんなものかな?と言ったところ。実に光栄なことなのだが、これがいつまで続けられるのか?最近考えてしまう。
というのも、なぜかわからないけれどここ数ヶ月1度のライブが終わると何かもう2度とこの出合いはないんだなとか無駄に悲観的で壮大なことを考えるようになってしまったからだ。演奏は一期一会で、自分の実力が足りなければ次はない。上手い人はたくさんいるからね。毎回そんなことを考えるので一度一度のライブでやたら消耗するし、何ならセッションも生きるか死ぬかみたいな気持ちになる。前はもう少し気楽にやれてたように思うのだけど、一体私に何があったんだ?笑
人に「趣味でアルトサックスを吹いています」というと、「わーーー、素敵ですね〜。」とか大変ほんわかした空気が流れる。「いや、そんな楽しい感じじゃないんです」と思うのだけど、ただのsmall talkにそんな悲壮感を漂わせるわけにいかないので、「でしょ?うふふふ」と曖昧な顔をしてみる。「素敵でしょ?」の回答もまるきりウソというわけではないのよ。練習もライブもいつも楽しいし、セッションで上手い人にズタズタにされるのも気持ちがいい。
アサインされたら期待されている少し上の成果を目指す。
アサインされるために日々の努力は怠らない。
仕事と同じ。
「音楽は時々仕事のようなんだよね」と呟いたら友人のピアニストが「わかる」と言った。
とても楽しいんだけどね。不思議なものだなと思う。