2024年版【ポルトガル旅行記】リスボンカードを買ってみた感想
2024年6月、リスボンへ2泊3日で行ってきました。
事前に調べた情報で、リスボンカードがかなりお得っぽい情報を見たので実際に買って、使ってみた感想です。
リスボン旅行を考えられている方の参考になればと思い記録です✏️
リスボンカードとは
観光客向けに、公共交通機関や観光地の入場チケットなどがセットになったカードです。
24時間と48時間で迷ったのですが、2日目にシントラ地方へ行く予定があったので24時間を買ってみました。
どんどん値段が上がっているっぽく、2024/6/15の時点では1人€27でした。
私たちは空港の到着ロビーをすぐ出たところで購入。
空港から市内までは地下鉄で30分程度なのですが、早速使えるのが便利。
余談ですが、ローカル線で空港から30分で市内に行けるってめちゃくちゃ有難いですよね。着いて早々リスボン最高!ってなったポイントでした
実際お得なの?
結論、美術館や入場料のかかる観光地に行く予定があれば、かなりお得だと思います。
逆に、美術館などに行く予定はなく、レストランや海、街歩きをメインに楽しみたい方からすると割高になりそうだなと感じました。
(公共交通機関24時間乗り放題のチケットが€6なので、それで十分だと思います。)
リスボンカードを使った場所
・ジェロニモス修道院(€12)※リスボンカードで入れるのは庭園側のみ
・アジュダ宮殿(€8)
・国立古美術館(€10)
・サン・ジョルジェ城(€15)
・リスボン市内の地下鉄・トラム・ケーブルカーいっぱい(多分合計€16分くらい)
・リスボンからシントラまでの電車(24時間分、最大限使いました😇)
朝11時くらいからゆっくり回り始めても、これだけ行くことができました。
こうみてみると、だいぶ元をとれていて関西人として非常に嬉しいです😂
金額や切符を買うことを全く気にせず来たバスに気軽に乗り込めるので、時間を効率的に使えるのもとても便利でした。
ちなみにペレンの塔も入りたかったのですが、行ってみるとなんと2時間待ちで、泣く泣く諦めました。
もし絶対入りたいと思っている方は、朝イチから並んだ方が良さそうです!
※並ぶ前に近くのチケット売り場で紙チケットに変えてもらう必要があるのでお忘れなく!せっかく長蛇の列に並んだのに断られている方を見かけました😢辛い
行って良かった場所
もちろん全部とても素敵な場所だったのですが、特に個人的に行って良かったなと感じたのは、アジュダ宮殿と国立古美術館です。
アジュダ宮殿は少し離れた場所にあるからか、他の観光地と比べて空いていてゆっくり見て回ることができました。
アナと雪の女王に出てきそうなキラッキラのベッドルームから、中国花瓶や江戸時代の侍の甲冑まで置いていて、大航海時代にポルトガルが築き上げたアジアとの関係性を感じられてとても面白かったです。
そして国立古美術館にはなんと、南蛮屏風が置いてあります。
小学生の頃から何度も習ってきたポルトガルと日本の交易の証を、まさか大人になって遠い国で見ることができるなんて思ってもみませんでした。遠く離れたポルトガルで自分の国の歴史に触れることができる。なんだか新鮮で、感慨深い気持ちになりました。
海外で古くからの日本との結びつきを感じられる場所ってなかなか無いと思うので、リスボンならではの楽しみ方ではないでしょうか。
時間のある方は、ぜひ行ってみてください!
読んでいただきありがとうございました🐿