[小児科医ママが解説] おうちで健診:10~12ヶ月健診の色々、まとめました!
「教えて!ドクター プロジェクト」の「乳幼児健診を知ろう!」にそって、解説させていただいている「おうちで健診」シリーズ。
3~4ヶ月・6~8ヶ月健診・1歳半健診・3歳時健診について、今までまとめとして掲載してきました。
今回はまとめの最後、10~12ヶ月健診です!
すべての月齢・年齢の記事に共通した、主な参考文献は以下です。
ポイント① 意味のない言葉(喃語:なんご)をはなす
ポイント② ダメ、おいで、だっこなどの意味が分かる
早いと生後7~8ヶ月をこえてきたころから、「ばばばば」「まんまんま」など、母音と子音が組み合わさった喃語(なんご)をよく話すお子さんがでてきます。
医学的には、生後○ヶ月頃に喃語や言葉を話すのが典型的なのか。また言葉が遅れる医学的原因について、下記のnoteに書いております。
また言葉の遅れについて健診で相談しても、「まぁそのうち話すようになると想うから、様子を見てね」と言われることも多いですよね。
でも「様子を見てって・・・この子のこと、毎日様子見てるわよ。だから家でどう過ごしゃいいのよ?!」って感じる方も多いと思います。
言い訳がましくて恐縮ですが、小児科医が「様子を見て」って言いつつも、実は考えていることは沢山あるんです。
下記のnoteでは、そんな、小児科医の頭の中を解説しています。
そして言葉の遅れについて、実は一番大切なのは「五感をつかった遊び」であることを、下記に解説しています。
「伝えたい!」という気持ちをもちつづけるためには、体をつかった遊びが大切なんでしたね。
ポイント③ つかまり立ちができる
ポイント④ 伝い歩きがまずまずできる
生後8ヶ月でハイハイして、そのあとつかまり立ち・伝い歩きして・・・というのを、普通なんとなく思い描きますよね。
ところがどっこい、一人のお子さまが歩けるようになるまでは、本当に色んなバリエーションがあります。
医学的にはハイハイ・つかまり立ちなどが、生後○ヶ月までにできていればOKなのか?
ハイハイ・つかまり立ちしているけど、なんか姿勢や足の動きが気になる。
そんなお悩みに、下記のnoteが参考になれば幸いです。
Q.歯が生えてこないけれど大丈夫?
生後半年を過ぎてから、ニョキニョキ下の歯が生えだして、お母さんが乳首をかまれて困る・・・
というお子さんもいれば、1歳近くになるまで全然、歯が生えてこない。そんなお子さんもいます。
歯の生える時期や生え方なども、本当に個人差があるんですね。
歯みがきのことも含めて、以下のnoteがご参考になれば嬉しいです。
Q.湿疹やアトピーが気になるのですが?
お肌は目に見える場所なので、ちょっとした変化も気になりますよね。
過去noteが、そんな疑問に、少しでもお力になれれば幸いです。
また「教えて!ドクター」のフライヤーには記載がありませんが、離乳食やフォローアップミルク(フォロミ)、夜泣きについても、悩みが勃発してくる時期です。
下記もぜひ、お助けになれば幸いです。
いかがでしょうか。
健診って、意外と聞きたいことを聞けないですよね…
集団で聞きづらかったり、あわただしかったり。
少しでも、皆さまが安心できる材料になれば幸いです。
(この記事は、2023年1月27日に改訂しました。)