私がドイツを選んだ本当の理由
私がワーホリ先として、ドイツを選んだことに何故だろうと思う人は多いと思います。現になんでドイツにしたのかよく聞かれますし。
実際特に理由はなくて、聞かれた時は「とりあえず、ヨーロッパに行きたかった」「ビザが取りやすいから」と答えていました。
でも本当の理由を思い出したのは、昨日EURO欧州選手権の開幕戦でドイツvsスコットランドの中継を見たからなんです。
今では全く観なくなってしまったサッカーですが、10年前、私が小学3年から6年にかけて大のサッカーファンでした。
本田圭佑、香川真司、長友、オカちゃん、あの時代よかったな〜って今でも懐かしく思います。
クラブチームに関しては特にブンデスリーガ(ドイツリーグ)が好きで、バイエルン・ミュンヘンを応援していました。
当時在籍していた選手はとっくに引退してると思い込んでいたのですが、なんと昨日の試合にドイツ代表として出場していて驚きました。
ノイアー、ミュラー、クロースが3人並んでいる姿は激アツ。
特にノイアー(GK)が私の大好きだった選手です。
好きになったきっかけは素晴らしいプレーはもちろんですが、シャルケ在籍時代、当時チームメイトだった内田篤人とのエピソードにあります。
これは東日本大震災が起こった翌日のシャルケの試合での出来事。
前日、内田がバスの中でユニフォームに日本へのメッセージを書いているところノイアーに「これ何?」と聞かれ、「今日本が大変だから、負けたら見せないけど、勝ったら見せる」と告げたところノイアーが「俺が勝たせる」と言い、チームはその試合に勝ちました。
しかも彼ゴールキーパーなのにゴールアシストしてるんだよね。
かっこよすぎ。
試合後、ファンのいるスタンドの前で並ぶシャルケの選手。チームの勝利に全員が歓喜する中、後ろの方で躊躇するメッセージユニフォームを着た内田。
それを見たノイアーが彼を前の方までエスコートし、ユニフォームをファンへアピールしました。
私がドイツに来た理由は簡潔に述べるとノイアーです。
ノイアーが大好きだったので小学校の頃NHKのドイツ語の番組でドイツ語を勉強していたし、ドイツに行ってみたいなと思っていました。
サッカーファンでなくなった今も、そのころのドイツへの愛着があり、ヨーロッパへ行くと決めた時、自然とドイツにしようと思いました。
少々長くなりましたが、以上が私がワーホリ先としてドイツを選んだ本当の理由です。
何の根拠もない、直感に従った選択でしたが、これが私です。笑
いつもなにも考えずに直感で選びます。笑
実際、ドイツに来て幸せかと聞かれると素直にうんと言えない自分もいます。全て探り探りで、なかなか馴染めず落ち込むことの方が多いですが、昨日なぜここを選んだのか、その原点に気付けてよかったなと思います。
シャルケの本拠地であるゲルゼンキルヒェンも私のいるデュッセルドルフから近いので、近いうちに訪れたいなと思いました。
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