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口蓋扁桃摘出 体験談 1

扁桃腺の摘出を受けた際、手術を受けると決める前に読んだ体験談に大変勇気付けられたので、私も自分なりに記録に残す事にしました。
入院・手術はコロナの影響で通常とは異なる面が多々ありましたので、違う手術での入院にも参考になる部分があるかもしれません。

数年前からの症状

2年前の12月、2、3年ぶりに熱を出しました。
仕事終わりにまっすぐ飛行機に乗り、大阪のライブ遠征に向かいました。
当時は若いんだから「おしゃれは我慢」をポリシーにしており、
今考えるとかなり薄着だったように思います。
ホテルに1泊し起きてみると、体が芯から冷えているような感覚でした。
寒さはライブ中も続き、汗だくになってもおかしくないくらい歌って踊っているのに終始寒いままでした。

翌日目が覚めると体はポカポカで、食欲がなく頭が痛く、体温計を使わずとも熱があるのがわかりました。
この文章を書きながら思い出したのですが、そのときは喉の痛みはありませんでした(笑)

この旅の最大の失敗は交通手段です。
関空から神戸空港にフェリーで移動し、神戸空港から飛行機に乗る計画を立ててしまっていたのでした。
フェリー乗ったことないから乗ってみよ〜という予約時の軽い気持ちが、
発熱した私を苦しめます(涙)

帰宅した次の日に近所の内科に行くと、たしか漢方薬かなにかを処方された記憶があります。
熱が下がってから仕事にも復帰し、体調が完全に治ったのがその年の年末。

その次に発熱したのが2月。
なんか寒いな〜と思いながらも午前3時まで飲み会に参加。
翌日に発熱し、病院へ…
この頃から喉に違和感、扁桃腺の腫れを指摘されました。

その次が4月。
ディズニーランドに行った日の朝全く食欲がなく、周りには半袖の人もいる中私だけずっとジャケットを着ていました。

次が8月。
たしか外気温37度とかある日に、私の体温は最高41度まで上昇。
灼熱の暑さをよそに、布団と毛布をかぶって寝ていたら夏が終わりました。
このときは高熱も驚きましたがとにかく喉が痛く、
固形物は全然食べられなかった気がします。

発熱前の傾向

その後も度々熱が出ましたが、発熱前の行動パターンや体調がだいたい同じだった気がします。
1 疲れ(仕事の繁忙期や睡眠不足が重なった時など)
2 冷え 熱出る前に体を冷やしてしまうことが多々ありました
3 お酒 お酒飲んで帰り道に冷えてさらに寝不足で仕事…∞

扁桃腺は免疫が下がった時に腫れるので、
ちょっと(仕事も遊びも)無理した時に喉の違和感を感じると
「やばい、これ以上は熱が出る」
と(特に遊びの)ブレーキがかかるようになりました笑

少しでも喉に違和感を感じたら早めに病院へ行くようにしました。
薬だけではなく点滴を打つとよくなることがわかってからは
先生が点滴しましょうという前に自分から
「点滴お願いします」と頼むほどでした。

ただある時から、一向に喉の腫れが引かなくなりました。
熱もなく喉の痛みがないので病院にも行かず放置していると、
また周りは暑いと言っているのに自分だけ寒い日々が続きました。
ひどいときには真夏なのにフリース上下を着て冬用の布団と毛布をかけて寝ていました(笑)

自分だけの寒さが続いて数ヶ月後、引き続き喉の痛みはないのに
熱が出ました。
いつもの内科に行くと、やっぱり耳鼻科に行った方がいいと言われました。
一度だけその先生の紹介で耳鼻科に行ったことはあったのですが耳鼻科の先生があまりにも無愛想で怖かったのでそれから行く気になれず…
その時の点滴や薬にすごく効果があったことは認めつつも、内科に通い続けました。

耳鼻科受診

紹介状がなくても受診できる、入院施設のある耳鼻科に行きました。
担当になったのが上品で優しくて美人な女の先生だったので、
耳鼻科のイメージがガラリと変わりました!!
これまでの経緯を話し、できれば扁桃腺の切除をお願いしたい
というのを自分から申し出ました。
年に4回以上熱が出る人は手術した方が良い、というのを聞いたことがあったので、ギリギリ4回に満たない年があり不安でしたが…(笑)
そこまで厳密に4回以上!ではないようで、希望通り手術をしていただくことに決まり一安心。
その日は点滴をしてもらい薬を処方され、薬を飲みきっても喉が腫れているようならまた来てくださいと言われました。

腫れの状態

美人女医に診てもらった時が今まででも一番ひどい喉の状態で、
両側の扁桃腺の腫れにより喉の奥が隠れて隙間がほぼなく、
扁桃に白い塊がついている状態でした。
痛みは最初なかったのですが熱が出て少ししてから痛むようになり、
飲み込むのが大変な物や刺激のある物は食べられなくなりました。
白い塊は調べてみると膿栓(のうせん)というらしく、扁桃に少しくぼみができてその部分が白くなっているような感じでした。
膿栓がふとした拍子に剥がれて口の中に現れることがあり、
それも気持ち悪くて嫌でした…(痛みや出血はなし)
我が家の洗面所の鏡でははっきり見えなかったのですが、職場のトイレの鏡で口を開けてみてみると膿栓がいくつもあるのが分かりました。
周りに人がいないことを確認し膿栓のチェックをするのが日課になっていた時期があります(笑)

入院前の検査や手続きなどについて、また次の記事に書きたいと思います。

¡Que te mejores! 
お大事に

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