縁起 その2
縁起は人間の生態の中では、ホメオスタシスと言います。
ホメオスタシスとは日本語で恒常性維持機能と言います。
私たちが外部環境の変化にもかかわらず体温や血圧、心拍数などをある一定の幅に保つことができるのはこのホメオスタシスのおかげです。
ホメオスタシスは人の場合、物理空間だけでなく、情報空間にも働いています。
例えば今、ずっと一緒にいた大好きな家族が目の前からいなくなってしまったら、心が痛みますよね、その感覚です。
ホメオスタシスは、私とあなたとの間の情報空間にも働いていて、
この物理空間と情報空間全て合わせたものが縁起です。
情報空間の縁起を書き換えると、物理空間の縁起も変化します。
そして確信が高いものが実際に起きるのがこの世のカラクリです。時間の流れでもお話ししたように、
https://note.com/sayoakasaka/n/n935d8e2d0783
未来側の因果関係、つまり未来側での確信の高さが今に大きく影響を与えているのです。
縁起は自分の心の在り方から、外に広がっていくので常に確信している事が大切なのです。
例えば、もう人間関係で悩まないと決める、そう確信しているところから現実に変化が生じてくるのです。
自分と周りの人が幸せになるところをイメージできれば、実際にそこから全てが始まるのです。
これはとても大切な事なので言いたいのですが、私達人間は意識の使い方を未来へシフトする必要があると思います。
私は、直感やアイデアが降ってくるたびに
”イマジネーションの限界が自分の限界なんだ”と視界が開かれる感覚になります。
頭で考えてあれがこうだから無理だ。。などと思って行き詰まっていたけど、一晩寝てすっきりした頃に素敵なアイデアが降ってくることは誰しも経験した事があると思います。私の制限されたマインドでは思いつきもしないアイデアが何処からともなく降ってくるのでまるで奇跡のように感じてしまいます。
ですが、これこそが本来人間誰しもが持っているイマジネーションの力だと思うのです。
そして未来は歴史から作られる訳ではなく、私達のイマジネーションにかかっているのです。
確かに私も歴史が好きだし、歴史から学べることはたくさんあります。
パターンやバイオリズムをみていると宇宙の神秘のようなものを感じざる終えません。
しかし、未来はいつも無限の可能性に満ちていて、過去にある原因から未来が生まれるのではなく、未来に自らが創った原因から今という現実が生まれます。
意識を想像力と未来に向けてゴール(原因)を設定し、現実に結果を出していく、これが自己実現をするということです。
そして実際にそうやって世界はできているのです。私たちが当たり前に信じ込んでいる国家やお金だって、最初に創ろうと思った誰かのイマジネーションから生まれているのです。
自分の未来を想像するのは自分しかいません。
想像力をフルに働かせて、どんな未来だったら自分もみんなも幸せなのかを本気で考える時代が今なんだと思います。
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