ゲシュタルト2
前回のおさらいからいきましょうʕ•ᴥ•ʔ
1、ゲシュタルト能力とは?
ゲシュタルト能力とは「全体の枠組み」がわかれば「部分」がわかり、また「部分情報」がわかれば瞬間的に、「全体の枠部み」も認識できるという人に備わった能力のことです。
ゲシュタルト能力には大きく分けて二つのパートがあると思います。
一つはパターン認識のようなもの。
抽象度を上げることで、ばらばらだったものが、一つの整合的なものになります。
例えば、チワワの抽象度を一つあげると犬というゲシュタルトになります。
そしてあなたがたまたま新しい種類の犬を見たとしましょう。あなたはその種類の名前は分かりませんが、なんとなく犬だと分かります。
このように、抽象度をあげることにより部分情報だけで、過去の経験や知識から未知のものでも全体の枠組みを予測することができます。
二つ目はゲシュタルト能力を応用して新しい価値を創造する。
例えば、コンビニと銀行は低い抽象度では、バラバラに存在しています。しかし抽象度を上げると、どちらも人々の暮らしを支える「消費活動のスポット」となり、コンビニATMという新しいゲシュタルトが生まれ、新たなサービスの「価値」が生まれます。
ビジネスとは価値の創造そのものなので、ゲシュタルト能力を鍛える事でまだこの世に存在しない新しいゲシュタルト(サービスや価値)を自ら創造する事ができます。
知識のゲシュタルトが飛躍的に増加するのは、それぞれの知識のゲシュタルトに含まれている知識と知識が新しい別のゲシュタルトを形成し、一から知識を獲得することなしに新しい認識を生み出すからです。なので、バイアスをかけずに日々たくさんの情報に触れる事が大切です。(空の体感を理解する、又一つの見方に縛られずに多角的に物事を見る訓練になる。)
2、ゴール設定とゲシュタルト
ゴール設定も基本的にこれらと同じプロセスで行います。
自分のゴールという新しいゲシュタルトを創り出し、そこに強い臨場感を感じることで実際に夢が現実になっていくのです。
ゲシュタルト(臨場感)は一つしか保てません。
なので現在の臨場感よりゴールの臨場感を五感で強く感じることで現実がゴール側へ移動していくのです。
3, 夢実現とゲシュタルト
私が東京でモデルを始めて全然うまくいってない頃、ペリエを飲みながら当時の彼にこう言ったそうです。
「私は今、このペリエを”パリでの撮影後に素敵なレストランで飲んでいる”と思いながら飲んでるの」#どや
それを聞いた彼はこの子大丈夫かな?と心配に思ったそうです(。・ω・。)
私は普段から食べる時、歌う時、お風呂に入ってる時、運動してる時など五感を感じている時は未来のゴールを想像•体感している事が多いです。私は大丈夫ですʕ•ᴥ•ʔ
実際に後にちゃんと仕事でパリに行かせてもらいペリエも飲みましたʕ•ᴥ•ʔ
私達の脳は夢か現実かわからないので、自分が思った世界がそのまま自分の世界になります。
そして経験上、それは案外とても速いスピードで、しかも自分が想像し得ないくらいクリエイティブな方法で現実となっていっています。
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