子どもへのご褒美はあり?なし?
先日、Twitter で、子どもたちにご褒美をあげることへの是非について意見が交わされていた。
家庭でももちろん「ご褒美」についての話はあると思うが、今回は学校内でのご褒美の話。
Twitter の中で話されいた意見は、要約するとこうだ。
「体育祭の後、子どもたちにご褒美でジュースを配ってあげないか?という提案があったけど、なんのご褒美か?必要あるのか?」
そういった内容だ。
私が最初にこれを目にしたとき、
「ご褒美にジュースはあり。むしろ何が問題なの?」と思った。
確かに、ジュースを手配したり、配ったりするのは、一つ教員の仕事が増えるわけだから、それは大変は大変だと思うけど、
「学校では、ジュースは飲めない」と思っている子どもたちにとって、体育祭で疲れた後、先生たちがジュースをくれたら、それはとても喜ぶと思う。
ただし、「買ったクラスにだけ、ジュースあげます!」だとしたら反対する。
勝ち負けの結果のご褒美として、ジュースをあげるなら、結局勝ち負けだけけの思考になっていくから反対。
勝った者が偉い!勝った者がすごい!
それは違う。
そうではなく、「頑張ったね。全力でやったね。準備お疲れさま」そんな、体育祭への取り組みや過程についてのご褒美だったら、いいのではないかと思う。
毎回毎回、何かあるたびに、「頑張ったから、ご褒美にジュースね」だったら、それは違うと思うけど、(極端な話、毎日授業の後にとか)
体育祭などの行事は、子どもたちにとっても特別な日。
そんな日に、先生たちも「特別に」ご褒美をあげたら、子どもたちも他の機会でも頑張ろう!っていう気持ちになるんじゃないかな。
特別な日に特別あげるなら、「ジュースもらえないなら、やらない」なんて発想には、子どもたちもならないと思う。
学校も教師も、もっと柔軟に子どもたちと接してもいいんじゃないかなと思う。
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