ところでフジロックと海外フェス、いくらかかる?
週末はグラストンベリーでしたね。
今年はコーチェラに行ったこともあり、グラストンベリーは断念したのですが、周りの友達やアジカンのGotchさんのインスタとか観てるとやっぱり行きたくなって悶々としてました。
渋谷でやってたフジロック横丁でフジロック仲間たちに再会し、飲みすぎて二日酔いの中、グラストの動画を漁ってます。
というわけで気分はもうフジロックが始まったな!!!
ということで、海外フェスとフジロック、実際いくらかかるの?を検証してみました。
さて、まずはフジロックから!
【FUJIROCK FESTIVAL】
■チケット
早割 49,000円、二次 52,000円、定価 55,000
1日券 21,000円(22歳以下 18,000円)
チケットは早ければ早いほど安いです。
毎年1月に発売開始します。ただ、最速の早割はなかなか当たりづらいというのが実情・・・。
ただ、フジロックは1日券があります。
3日間は出費が・・・!という人は1日だけ行ってみましょう!
私も初めて行った年は、土曜日だけ行ったのですが結局楽しすぎて帰りたくなくなり、朝まで遊んで始発で帰りました。
結果、翌年から前夜祭からフル参加の人になってしまいました。
多分大体の人がそうなると思います。
これがいわゆる”フジの病”というやつです。
続いては、チケット以外の諸々について。
■宿泊
苗場プリンスホテル:13,000円(1泊)
民宿:8,500円〜(1泊)
キャンプサイト:5,000円(何日でも)
一番安いのはキャンプです。
ただ、キャンプグッズ持っていくのとか、ギア揃えたりするのでも結構お金がかかるので、民宿もおすすめ。
一番良いのはプリンスホテルですが、これも抽選でかなり倍率が高いので現実的ではないかなと。
キャンプは、LOGOSのギア一式をレンタルできるプランができたみたいです。
1張30,000円とのこと。(チケット、キャンプサイト券別)
また、キャンプグッズは事前に配送することもできるので、車で行けない!なんて人は配送プランもおすすめ!
■アクセス
駐車券:S駐車場 18,000、 A駐車場 16,000
新幹線:片道 6,790円、往復 13,580円(東京発越後湯沢着)
オフィシャルのバス:片道 7,600円、往復 15,200円
私は毎年ホテルか民宿のため新幹線で行っているのですが、車運転できない人はオフィシャルのツアーバスで行く方法もあります。
新幹線だと東京から70分くらいであっという間に着くのでおすすめ。
新幹線は良い時間帯だと結構売り切れることが多いので早めに買っておいた方が良いです。
ちなみに以前、普通席が完売でやむなくグリーン車取ったらThe XXのクルーに囲まれたことがありました。隣でめっちゃセトリ確認しててビビった。
では、一番安い方法でモデルプラン立ててみました。
チケット:49,000円(最速の早割)
宿泊:5,000円(キャンプ)
アクセス:15,200円(キャンプグッズ持参前提でオフィシャルバス)
合計:69,200円
これに加えて、現地での飲食代とかかかるので+2万円とすると、
10万円くらい用意しておけば、3日間楽しめると思います!
さて続いては、行きたい海外フェスNo1な人も多そうなアメリカのフェス。
【COACHELLA FESTIVAL】
■チケット
GA:Tier1 $499, Tier2 $549, Tier3 $599
シャトルバス付チケット:Tier1 $599, Tier2 $649, Tier3 $699
VIP:Tier1 $1,069, Tier2 $1,269
(各チケット+Fee)
コーチェラも購入が早ければ早いほど安いです。
一番早いTier1なんてコーチェラが終わった翌月とかから販売開始してます。優先エリアに入れるVIPチケットも余裕がある人にはおすすめ。トイレとか物販とか並ばないらしいです。シャトルバスは、ホテル宿泊の人はマストです。キャンプの人は不要。
また、1日券はありません。
PALMSPRINGSまで行ってコーチェラの会場に行ったら1日じゃ物足りない!とわかると思います。
■アクセス+その他
LAX 空港シャトル+Anyline Shuttle:$299
これは空港⇔ホテルエリア+会場⇔ホテルエリア用のパスです。
LAX空港⇔会場のシャトルのみ:$125
会場内のロッカー:M $65, L $75, XL $90
会場内にロッカーがあるので、買った物販とか夜用の上着入れておくのに便利です。サイズによって値段が変わるのですが、Lで十分だと思います。友達とシェアするのが◎!
■宿泊
キャンプ:$149
会場すぐのキャンプサイト
ホテルパッケージ:
(4チケット+4シャトル+4人1部屋4泊のパッケージ)
Palm Springs ヒルトン:$5,599
La Quinta ホームウッド:$5,299
Palm Desert ウエスティン:$5,399
4人分のチケットとホテルがついたパッケージです。個人的にはこれが一番楽だしお得感あります。
他にも結構いろんなホテルがありますが、割安だったのは上の3つかな。
La Quintaエリアが一番会場に近くて、他の場所は大体バスで30分くらいです。やはり日本から参加するとなるとキャンプグッズ持っていくのが大変なのでホテルパッケージは凄い楽なんですよね。
では、一番安い方法でモデルプラン立ててみました。
★キャンプバージョン
チケット:$499(Tier1)
宿泊:$149(キャンプ)
アクセス:$125(空港⇔会場のシャトル)
ロッカー:$75(Lサイズ ひとり$18.75)
=$791.75($1=143円換算 6/26現在)⇒113,220円
★ホテルパッケージバージョン
コーチェラのキャンプは暑くてなかなかハードなのでホテルパッケージのバージョンも。4人で行く想定です。
チケット+宿泊:$5,299(ホテルパッケージのLa Quintaホームウッド4人部屋)
アクセス:$125(空港⇔La Quintaのシャトル)
ロッカー:$75(Lサイズ ひとり$18.75)
*ホテルパッケージは4人分なので4人で割ります。
ホテル一人分=$5299÷4=$1324.75
合計:$1468.5($1=143円換算 6/26現在)⇒209,995円
ここに飛行機代が加算されます。
Skyscannerで調べると大体往復直行で15万円~20万円くらいでした。
*7/24現在、ZIP AIRでかなり格安になってました!
ちなみに飛行機の時間は、空港⇔会場のシャトルの時間に合わせて取った方が良いです。
キャンプバージョン113,220円+飛行機代20万円=313,220円
ホテルバージョン209,995円+飛行機代20万円=409,995円
為替この野郎!って感じですね。。。
私が2018年に行った時はまだ$1=115円くらいだったはずなのでまだお得でした。飛行機代はマイルで払えるように貯めておくとか、工夫した方がよさそう。
あとは、旅行慣れしてる人は、シャトルのパーキングエリア付近のホテルやエアビーに宿泊するとかすると、もう少し費用を抑えられます。
ちょっとびっくりする金額だとは思うのですが、例えばBLACKPINKのライブはなかなか取れないし、アメリカで単独を観るにも$300とか払うことを考えると、コーチェラの価値はあるかなと。フランクオーシャンもビヨンセもなかなか来日してくれないし。
あとはアーティストの気合の入れ様が全然違う気がします。
フェスでこれだけやるか!っていうのを、あの広大な土地で観れるのはやっぱりプライスレス。
更にこれに、大谷君の試合を観戦するのも足したりすると、年俸43億円の選手を生で観れるので体験的にはペイできると思います!(無理やり)
LAにはLakersの八村塁もいるので、帰りにスポーツ観戦して帰ることもおすすめ!
NBAやMLBのチケットは意外と安いのもあって、SeatGeekってアプリで$20くらい〜の日もあったりするのでアメリカの本場エンタメ&スポーツを思いっきり楽しんで帰るのは最高なプラン!
あとコーチェラはとにかく場内のフード&ドリンクが高い。
ビールのLサイズが$16くらい。
フードもカレーが$18とか。フジロックの倍くらいですね涙
飲食物の持ち込みは一切禁止なので、会場内で使う予算は多めに考えておいた方が良いです。どこでもカードとapple pay使えます。現金NGなので要注意です。
続いてはこちら!歴史ある世界最大の音楽フェス。
イギリス、ロンドンから4時間ほど車で行った場所で開催されているグラストンベリーフェスティバル。
フジロックのルーツとなったフェスで、会場の広大さが半端じゃなくほぼ区です。グラスト名物大量のフラッグや世界中から集まる音楽好きと、クレイジーなイギリス人や色々な国の人と最高の音楽を楽しめるフェス。
【GLASTONBURY FESTIVAL】
◼️チケット
ひとり£335+Fee£5
グラストンベリーはそもそもチケットを取るのが難しいので早割みたいなのがないです。VIPもないのでこれのみ!
毎年10月か11月にシャトルバス(コーチと言います)付きのバンドルチケットが第一弾として発売されるのですが、それはかなり倍率高いので、その2週間後とかにあるチケットのみのセールスに懸けましょう。
◼️アクセス
バス £95(ロンドン⇔会場)
ブリストルとかイギリス中の色んな場所から出ていますが、日本から行くほとんどの人はロンドンから行くと思うので一旦ロンドン往復の価格で。
ロンドン市内でも、何か所からか出ています。私はなんとなくいつもVictoria Coach Station発にしています。
◼️宿泊
持ち込みキャンプサイト:場内ぜんぶキャンプサイトのためフリー
常設キャンプサイト(Worthy view):£1,100(6人用テント)
グラストンベリーは会場内にキャンプエリアがあります。キャンプフィーはなし。
別で常設のテントのエリアがあってWorthy Viewと言います。私たちは毎回ここを頑張って取ってます(これも先着涙)
6人用テントで£1,100なので、なるべく仲間を見つけて割ります。
Worthyの良いところは、
・キャンプギアは最低限でOK(寝袋とか椅子とか)
・丘の上にあるので、仮に雨で下界(グラスト用語で”会場”の意)が水没してもWorthyは割と大丈夫。
・お風呂やトイレがきれいで比較的空いている
・Worthyからしか見れない絶景がある
ただ、階段を登るので車いすやベビーカーは難しいです。
チケット:£400(フィー込)
宿泊:£183(6人用テント£1,100÷6)
アクセス:£95(ロンドン市内⇔会場のバス)
合計:£678(£1=182.58円換算 6/26現在)⇒123,789円
テントなので意外とかかりません。
だがしかし、ロンドンまでの飛行機が高いですね。調べると15万~20万以上するので、やはり飛行機代が・・・。
合計:123,789円+20万円=323,789円
グラストンベリーは1970年からやっている歴史のあるフェスなだけあって、現地で得られる感動は言葉に表しきれないです。
また、出演者の数が半端じゃないので費用対効果は30万円の価値以上があります!
会場内のフードやドリンクもはやり為替の影響もあるのでなかなかなお値段しますが、コーチェラよりちょっと安いかなという感じ。グラストもカードと電子決済使えます。
比較的海外フェス&フェス玄人向けのフェスではありますが、本当に素晴らしいフェスなので、少しでも興味がある人は今年秋のチケットチャレンジに是非参加してみて!
■マイルを貯めよう!
この高すぎる航空券問題ですが、マイルを貯めておくことおすすめします。私はJALカードゴールドに加入して、日ごろの買い物でマイルが溜まるようにしてます。スマホ代とか全部JALマイル。
ゴールドだと還元率が良いのでめっちゃ溜まります。とにかくマイルを貯めて少しでも安く航空券を買おう!
■しかし休暇が取れないんや
会社員あるあるだと思うのですが、海外フェスもフジロックも実質1週間程度の休暇を取得する必要があるのでなかなか大変ですね。
私の場合、会社の周り先輩にフジロッカーが多かったこともあり、フジロック好きをひそかにアピールし、先輩たちと協力して7月の後半は休暇を頂きますブランディングを作り上げました。
おそらくフジロック、海外フェスに参加しているひと、みんな同じように頑張って会社と調整して来ているので素晴らしい調整力!
リオのカーニバルのために働くブラジル人のごとく、フェスのために働いている人たちです。
さて、今年もちょっとした海外旅行に行けるプライスなフジロックのシーズンが来たぞ!
10万円もかけて全力で休みを調整してまでも行きたいと思える、それがフジロックと海外フェス。
フジロックなんて、グローバルな雰囲気もあるのでちょっとした海外みたいな感じも味わえます。
結局体験ってプライスレス。
6月のボーナスも出た方もいると思うので迷ってるひとは、この際1日だけでもフジロックに参加してみては!
そして海外フェスは、コーチェラは2024年が発売中、グラストは秋に発売するので今から貯金をすれば問題ナシ!
それでは。フジロックに向けて防水スプレーをかけてきます。
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