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「生まれておいで 生きておいで」

2024年9月23日まで東京国立博物館でやっている展覧会
「生まれておいで 生きておいで」に行ってきました

これはエルメス財団と共同企画された
東京国立博物館としても異例の現代美術展だそう

アートに詳しい友人、一緒に学びをしているあすかちゃんに教えてもらったのですが彼女はもう3回行ったとか(私は岐阜在住なのでそれはなかなか叶わず😭)

観てすでに数週間経ちますが
その心地よい余韻の響きがやまないのでブログに書くことにしました(笑)

この写真の土製品は足形が取ってある

行ってみると。。。

入った途端、様子がわからずポカンとする

その空間にいて感じようとしたら馴染んで来て、なぜか、その空間は宇宙のことなんだとスッと入ってきて

真ん中あたりの吹抜けのクラシカルな大広間に
小さな🐖の縄文土偶がありました

野生のイノシシだと思いますが、、豚にイメージは近く
子どもの手にすっぽり入るくらいの小ささで

子どものおもちゃなのか
神事の祈祷のためのものなのか

それにしても、その体温を感じるかのような
かわいらしいイノシシでした

それを見た時に
縄文の暮らしのイメージにまるで色がついたように生き生きとした暮らしの情景が浮かんできたのです

その体温を感じる温かい世界はその展示室の吹抜けのように広い宇宙に包まれているよう

そして一巡して戻ってきたら
タイトルが宇宙か地球からのメッセージに感じた

「生まれておいで 生きておいで」


宇宙から送り出されて地球に生まれた私たち

地球にやさしく迎えられ
"生きる"を体験しにきた私たち

縄文遺跡から発掘された
大きく注目されないけれど


暮らしを感じる小さなモノたちとの
モダンなインスタレーションにやわらかい世界が広がる

自分のご先祖を辿ると必ずつながっているその世界と宇宙に
優しさを感じたのでした✨



そんな繋がりで心に沁みるのは


「縄文人からのメッセージ」


 いのちはめぐる とわなりて
 いのちはおどる ありのまま
 時をこえ 場をこえて
 君と出会う われ うれし

「縄文からまなぶ33の知恵」はせくらみゆき

8月25日にNHK 日曜美術館で取り上げられます
「美術家・内藤礼 地上に生きる祝福」

9月7日からは銀座メゾンエルメスにて
「Rei Naito: come and live – go and live」


気になる方はぜひ!

常設展も楽しかった!

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