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録画型(オンデマンド)オンライン授業、20本近く録画完了

さて、私が担当している科目は、現在以下の通り(現行の高校学習指導要領)。

1.コミュニケーション英語Ⅰ

2.コミュニケーション英語Ⅱ

3.英語表現Ⅱ(2年生)

4.英語表現Ⅱ(3年生)

この4科目のオンライン授業を、ここ3,4週間で録画しまくってきた。

ツールは、最初は紙に書いた板書だったけど、だんだん面倒になってきて、Googleのシステム(G-suite)を活用したGoogle ClassroomとGoogle Meetで生徒の登録から録画授業の投稿、資料や録画授業で使用したスライドをPDFにして投稿、なんかが可能。

この、Google スライドを使って、Google Meetを立ち上げて1人で録画する、というのが、最もミニマムなオンライン授業である。

なんせ、内蔵カメラと内蔵マイクだけで済むので、大掛かりな(テレビで映っているような)ビデオカメラなどはいらない。

まぁ授業形態としては、黒板を書いているところを映す、というのもアリなんだろうし、いろいろと教員間でも意見は分かれそう。

ともかくウチの場合、学校の特性もあって、あまりMeetなどで会話をさせよう、なんていう余裕はない学校だ。ただでさえ授業数は確保できてない。

だからとにかく一方通行だけど、録画型にして、なるべく丁寧にスライドを作りこんで説明している(しゃべっている)。

だいたい、20分から30分くらいかな。コミュニケーション英語だと30分くらいの動画になることが多くて、英語表現だと20分もかからないくらい。

ただ生徒の理解度が不明なので、Classroomの小テスト機能か、もしくは理解度を訪ねるアンケートをGoogle Formsで作ってもいいかも。この間、筑波大学附属高校のオンライン授業研究会ではそのようにしているようだった。かなりレベルが高く、作りこまれている・練りこまれている、という感じ。いい刺激になった気がする。

そんなオンライン授業だけど、対面授業と違って、教員側にはメリットもある。

まず、板書を書く時間(黒板に英文を書き写す時間)が不要だ、ということ。これはかなり大きい。まぁ、教室にプロジェクターなんかが設置されている学校ならデジタル教科書をつかって、本文はPCを通して勝手に黒板に映し出されるんだろうけど、うちはまだその辺はこれから。だから、かなり時間の節約になる。それ以外の活動に費やすことが可能。Read and Look Up とか、Shadowingとか。ディクテーションをさせてもいいし。ただ、これはオンデマンドだと難しい。あくまでも知識の伝達、躓いている個所の解説、それがオンデマンド型だからね。

双方向にすると、結構これはこれで負担が大きい。時間が倍くらいかかる。普段の対面授業よりね。時間差があるし、音声が届くのに。だから、結局半分くらいしか進まない。利点もあるけど…。

いろんなオンライン授業の在り方はあるし、これからもっと進歩し続けるんだろうけど、大事なのは、勤務校の生徒のニーズに合っているのかどうか、っていうことが一番なのかなぁ。無理をしようとしてもできないしさ。

先生方、明日で金曜日だよ!週末、がんばろうね。



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