見出し画像

トレセンに選ばれたからといって上手くなるわけじゃない。

このnoteでも何度かトレセンについて書いて来た。


 先日、この今年1月に書いた記事中の、去年は次女が全く自分のプレーができなくて落ち込んでいた、男子市トレセンの選考会があった。去年は新6年生の選考会に新5年生で推薦され飛び級での選考だったが、今年は自分たちの学年での、選考会。次女は5年時に女子トレセンで南部に合格しているので、順当に行けば6年次男子市トレセンは突破するだろうとは思っていたが、それは次女には黙っておき「去年より悪いプレーしてたら落とされるかもよ」と言ってあった。去年の萎縮して自分のプレーができなかった記憶が思い出されたのか、少し緊張していたものの、蓋を開ければ絶好調。小1時間アップをした後、10分1本のゲームを3本、午後は15分1本のゲームを4本。流れは去年とほぼ一緒。去年萎縮して左サイドでボールもさわれず右往左往してた少女はどこへやら。3ゴール7アシストの大活躍。(でも最後のPK戦で枠外に飛ばすというおまけ付きww)自分の学年だという心の余裕もあったと思うし、去年選考されなくて悔しい思いをして泣いた経験が活きたのだとも思う。トレセンの合否よりも、この1年の次女の成長が見られたことが本当に良かった。すぐ萎縮してしまい練習でできたことが出来なくなってしまうことや、シュートを打つ勇気がなかったこと、ロングキックが苦手だったこと、そういうの全部克服してきたんだなぁと思うと感慨深かった。他チームのコーチからもたくさんお褒めの言葉をいただいた。

 結果は本人も終わったあとに「99.9%受かったと思う」と言っていた通り合格。去年の雪辱は無事晴らせたかな。でも、トレセンは受かったからといって、うまくなるものじゃない。これはよくコーチも言っているのだが、本当にそう思う。トレセン自体は基本的には月に1、2回くらいの2時間程度の練習があるだけ。市トレセンは試合なんかもやったりするが、はるかにチームでの練習や試合の方が多いわけで。トレセンの練習自体は次女の南部トレセンを見る限り、そこまで特別な練習はしていない。うちのチームとの比較でしかないが、メニュー自体はほぼ一緒(4対4プラスフリーマンとか)、ただ違うのは選手たちのモチベーションと意識の高さか(うちの選手がひどいだけかも 笑)だから、自チームとは違うメンバーの中のトレセンで得たことを、いかに自分のチームの練習に持って帰ってくるか、が大切なんだと思う。結局、日々の練習でしか上達しない。なので、むしろ「私はトレセンに選ばれてるんだから」と言って日々の練習を驕れば、むしろ下手になってしまうことだってあるんじゃないだろうか。

 合格した子たちはコーチにも「合格に驕ることのないように」と釘を刺されていたが、次女は「私が目指しているのは、バロンドールだから。ここで調子に乗っている場合じゃないから」と相変わらずのビックマウス(笑)&「常に1番上を目指していればその下は全部後から付いてくる」というコーチの教えを忠実に守っている。ちょっと前までは目指すところが「なでしこジャパンA代表入り」だったのだが、最近はそれをも飛び越えて、「なでしこジャパンのキャプテンでW杯優勝&オリンピックリヨンでチャンピオンズリーグ優勝&バロンドール」が彼女の目標になった。彼女の夢はとどまるところを知らない(笑)このnoteのタイトルも付け直さなければならないかもしれない。

いただいたサポートは次女が海外挑戦するときの費用として大切に貯めておきたいと思います!!よろしくお願いします。