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偉人たちのブレイクスルー勉強術 - 齋藤孝
この本では、タイトルにもある通り、アインシュタインやホンダの創業者、村上春樹さん、シャネルなど、国内外の著名人がどう学習や課題に向き合い、打破したかが記されています。
ものを知らない私にとって、学びが多く、歴史や自叙伝、伝記などより深く個人の思想に触れたいと思うきっかけになりました。
村上春樹さん曰く、小説を書く行為は肉体労働と言っても過言ではないそうで、健康的な身体、メンタルを維持する為に毎日10キロ走り、トライアスロンや100kmマラソンにも挑戦した事があるそうです。
負のエネルギーを感じた時は、少し長めに走る事で自分の弱さを再認識する。自己を痛めつける事でプラスのエネルギーに変え、自分を成長させる原動力にするのだそうです。
私も今日は雨で夜ランをお休みした堕落ぶりですが、走る事はずっと続けていきたいです。私も20年は走り続けたい!
また、著者の齋藤孝さん厳選の勉強法も最後の章に掲載されています。
その中で新聞スクラップ法がビビッと来ました。
昔アイドルの切り抜きをしていたけど、タッキーばっかりで埋まるファイルが嬉しかったのを覚えています。
今英字新聞を購読しているので、好きな記事をiPadにまとめてコメント残すのをやっていこうと思います。
最後に、自分の【決め技】を勉強の中に見出せていますか?
人によって違うその特別な技があるかないかで効率に断然差が生まれるそうです。
私にとっては、思い返してみれば愚直に何周も問題集や参考書を繰り返す事、でした。
約10年前、TOEICで985点取得したのですが、ただひたすらパート別問題集を数冊、全てを完璧に解けるようにし、リスニングパートはシャドーイングも出来るようにして本番に臨みました。
出産前お腹が張った状態で受けた試験。
この後は数年たぶん受けれないだろう、と腹を括ったのも良かったのかもしれません。
同じモノを退屈でもひたすら回す勉強法は、自分の【決め技】なのかもしれません。
自分の【決め技】を探している勉強家の方には為になる本と思います😊