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「死ぬとき幸福な人」に共通する7つのこと

死を看取ってきたホスピス医の方が、患者さんの死に対する向き合い方を取り上げ、そこから今の生活に生かせる考え方を丁寧に伝えてくれる本でした。

仕事人間や、やりたい事がある人にとって急に自分が使い物にならない状況は辛く、精神的に受け入れ難いけれど、周りに支えられ、人生の意味を感じ取っていかれる方がいる、と書いてありました。

反対に、最後まで自分のプライドを高く持ち、周りに素直になれず寂しい思いを抱えたまま亡くなられる方もおられるようです。

どちらが良い悪いではないですが、人によって向き合い方は全然違うようです。

未来に想いを馳せたり、憂うことも人間の特権だけれど、それは健康な今があってこそ。

そして、人と人との繋がりが最後まで残り続けるという事。天涯孤独だと思っていても、そこには自然という全てをあるがままに受け入れてくれる存在があるという事。

この事に気付けたことは自分の中で本当に生きる指針が出来た気がします。

早速、今日は旦那と久しぶりに手を繋いで歩き、過去自分がしてしまって悔いていた事を謝りました。

勇気はいったけれど、後悔するくらいなら今だと思えた事が、この本から得た前向きさだと思います。

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