図書館奇譚 - 村上春樹
4バージョン微妙に形を変えてこのお話は存在しているらしく、絵本化も日本のみならず海外でされているようです。
実際少しホラーテイストのあるファンタジー作品のようで、ショートドラマ化したら面白そうだなと感じました。
性格の悪い老人に、長年囚われている羊男と、ただ図書館で本が借りたいだけの男の子が試みる脱出劇。
お先真っ暗なシチュエーションなのに、羊男の事を心配してしまう心優しい男の子。無事に逃げ出せるのか。
鍵は美少女が握っているようです。
30年以上も前に書かれた話とはビックリです。文章が時を超えて残り続けるのって素敵だな、と後書きを読んで感じ入りました。
P.S 恥ずかしながら、奇譚という単語を調べてみると、"不思議な話"とありました。正にその通り!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?