(読書記録)雪 by 高橋治
新しいタイプの小説に出会った気がする。
主人公のキャビンアテンダントの女性が、ある理由でどうしても仕事の合間を縫ってオランダからパリに行かなくてはいけない。けれど雪のせいでなかなか飛行機が飛ばないという話なのだが、話の大半が飛行機が飛ばないことに付随する空港職員のやり取りなんだ。
まるで自分もクルーの一員になれそうなくらい、空港職員の苦悩を垣間見れた気がする。
作者の方もリサーチが大変だったのではと思う。それか、エアライン業界に精通されている方か。
または私が単に世の中の常識に疎いだけなのか。たぶんこれかな。笑
気になる方は是非お手に取ってみてはいかがでしょうか🙂