土土日月水木。

土曜日。

土曜日その2。
遠い所で輝いていて欲しくて、憧れさせて欲しくて、病んでる裏側なんて見たくなくて、見ていて応援したくなる裏側だけ、感動できる程度の裏側だけ見せて欲しくて、そうした努力と裏側の積み重ねで、キラキラとしたサクセスストーリーを歩んで欲しい。
勝手にシンデレラストーリーを背負わせる傍観者。
なんてことを連想させるような小説を読んだ。

間山はきっと、自分の見たいようにしかるりちゃんを見ていないから。それに、るりちゃんもきっと、見られたい自分のままでいるから、だからふたりは成立しているんだよね。どうしたの、とか、大丈夫だよ、とか、そういうことをわたしは言わなかった。言ったってどうしようもないことだと思ったから、言わなかった。

泡のような きみはともだち　衿さやか

日曜日。
汗でびちゃびちゃになったキャミソールとかTシャツを、そのまま洗濯カゴに入れることに抵抗があって、カゴの縁に掛けて乾かしてから入れてるんだけど、これは何か意味があるのでしょうか。

月曜日。
人は人と関わることで、人に期待していいことと期待してはダメなこと、自分で手に負えることと手に負えないこと、甘えていいことと甘えてはいけないこと、自分で埋められる穴埋められない穴、その線引きを学んでいく。人間関係の中で、自分と人のことを知っていく。
人間関係の中でも、それらの学びが1番多いのが恋愛なのだろうか。

水曜日。
食事しながらお茶しながら向かい合って話すより、車や電車で隣りに座って話すより、隣を歩きながら話した記憶の方が鮮やかだ。

木曜日。
昨日の話では、今日中に生まれそうだということだったのに、まだ生まれない。ずっとそわそわしていたけど、夕方掛かってきた兄からの電話によるとおねえさんは、明日から本気出すことにしたらしい。そのやり方出産にも使えるんか。