ある東大出身理系女子にとってのレインボープライド2020
Happy Pride!!!
東京レインボープライド2020ですね🏳️🌈今日は真夏日で、まさに東京レインボープライド日和ですね☀️
今年は中止の連絡後にオンラインでの開催が決定しました。私はまずとても残念な気持ちになりましたが、開催決定を受けて日が近づくごとにワクワクが大きくなりました!(写真は去年の東京レインボープライドのパレード中に歩道にいた見知らぬ人と時ハグした瞬間のものです!)
性的少数者を含めたあらゆる社会的マイノリティが、差別・偏見を受けることなく心から楽しめる世界の実現を、これからも目指していきたいと思います🌈
私の人生を変え、性の枠にとらわれないダンス・フィットネスイベント「irOdori」を始める一番のきっかけになった東京レインボープライド。毎年楽しみに待ち望む人がいる一方、全く知らない方も多いと思います。私も2017年4月まで全く知らなかったうちの一人です。今日は全く知らない人向けに、レインボープライドを解説しながら、レインボープライドへの思いを綴りたいと思います。
レインボー(Rainbow)とは
英語で一般に「虹」という意味ですが、特に「レインボーフラッグ」とはLGBTなどの性的マイノリティの象徴です。下のように6色で表すのが特徴です。なぜレインボーが性的マイノリティの象徴になったかは諸説ありますが、少なくとも性別は「女性が好きな男性」と「男性が好きな女性」の2種類ではなく、グラデーションであり、多様性があることの象徴だと私は理解しています。
プライド(Pride)とは
”英語の一般名詞で、「誇り・矜持」を意味しますが、それだけではなく、「セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)のパレード」を指すものとして、広く国際的に認知されています(パレード前後のイベントを含めた総称として使われることもあります)。
欧米諸国をはじめ世界の主要な都市では、この「プライド」と称されるセクシュアル・マイノリティのパレードイベントが恒例行事として、毎年開催されています。”
(https://tokyorainbowpride.com/pride-parade/より引用)
東京レインボープライドは毎年ゴールデンウィーク期間中に行います。毎年参加者が増加しており、去年は約20万人動員しました。
東大出身理系女子という社会的マイノリティ
自己紹介の投稿にも触れましたが、私は身体の性が女性で、自分のことを女性と認識していて、女性の服装をして、恋愛対象は男性という、いわゆる「ストレート(シスジェンダー&ヘテロセクシュアル)」です。
セクシュアリティという括りでは私はマイノリティではないかもしれませんが、学歴という括りでは間違いなくマイノリティです。「東大出身理系女子」というレッテルで受ける偏見・差別・圧力は何度も感じました。
特に東大女子のマイノリティさは上野 千鶴子さんの2019年入学式の祝辞でよく表現されています。私はもう卒業していましたがとても共感しました。
あとは帰国子女とか片親とか高身長とか、いろいろな社会的マイノリティの要素を持つ自分にとって、レインボープライドこそ自分の居場所だと感じます。
最初に東京レインボープライドに参加した時の衝撃は忘れられません。最初の2017年は一参加者としてパレードやブースを訪れましたが、当事者やアライ(性的少数者に寄り添う人)から発せられるエネルギーはものすごく大きくて、普段このエネルギーが発せられない世界なんてもったいない、皆が最大限に自己表現できる場を作りたい、とその場で決意しました。
その他、バレエが趣味以上に好きであることや映画など、様々な影響を受けて、性の枠にとらわれないダンス・フィットネスイベント「irOdori」を2019年夏に思い立ち、年末から開始しました。立ち上げに込めた思いはこちら
以上です。一人でも多くの方と、自己表現することの楽しさを共有したり、自分らしくいることのお手伝いができればと思っています。
少しでも気に入った方は、ぜひSNSのフォローをお願いいたします。改めて、ハッピープライド🌈
彩夏
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Instagram @irodori_odori
記事 より多くの人と動物を幸せに。獣医師として、まずはヒトの医療業界に身を置く決断をした理由。