アラフォー30代、教習所に通う ⑤
晴れて仮免に合格し、第2段階に突入です!! 入校から約3ヶ月(うち1ヶ月半登校拒否)かかりました。
普段スニーカーの似合う服装をほとんどしないのに、教習所はスニーカーで来るように命じられているので、ずっとアンバランスな足元なのが気になっていました。だからとうとう買っちゃいました。ドライビングシューズ。
ちょいダサだけど、形がわたしの足に合っているのか、履いてみると結構どんな服にでも合うし何より歩きやすい!! いい買い物をした。なんかもうね、アラフォーになっちゃうと着心地や履き心地のいいものしか買いたくなくなるよね。あと流行りよりも、似合うか似合わないかが重要。
そんな感じでニューアイテムとともに第2段階ライフがスタートです!
19日目 第2段階 学科2コマ
7月4日(火)
第1段階と同じく、まずはもりもり学科を受けていくことにした。学科もりもり→うっすら実技→学科が終わったタイミングで満点様&実技もりもり→効果測定→修了検定のサイクルが、自分としてもすごく良かった。
わたしは身体を使うことよりも頭を使うことのほうが得意なタイプだから、まず知識をどかすか入れていくと、実技や満点様をやるなかで「あ、あれ学科でやったやつだ!」と進研ゼミの漫画みたいなことを思えたりする。得意なほうから固めていくのは結構効率的なんじゃないかな?
経路の設計の授業は、1段階で2回技能を教えてくれた先生だった。あの先生優しくて面白いからめっちゃ好き。エンジン切る時は「ハッピーエンド(ハンドブレーキ→P→エンジンオフ)」って教えてくれたのすごく助かってる。
小学生でもわかるでしょ、と言いたくなるくらい丁寧に地図の読み方を教えてくれる。最近の若い人たちは紙の地図を見る機会も減っているだろうから、そういうもんなのかな。ツーリングのやり方の解説VTRを観て、まんまとバイクの免許欲しくなった(単純)。
その後はタイヤ交換の実習。タイヤが想像の5倍重くてめちゃくちゃびっくりした。そりゃあのでかい車体と人間を支えるんだから、重くて硬くて当然ですよね。
体調的な問題で腰痛が出ていたので、やり終えた後に腰が痛くなった。あとタイヤ交換とかやりたくねえ~としみじみ思った。ちゃんと定期点検しておかなきゃね。でも釘踏んでパンクとかは定期点検ではどうにもならないし、やっぱりできるに越したことはない。
20日目 第2段階 学科3コマ(応急処置実習)
7月5日(水)
普段スカートしか履かないわたくし、ズボンで来いと言われものすごく悩む。ウォーキング用に買ったGUのパンツがあって助かった。
修了検定と仮免で一緒だったお姉さんとまたまた一緒になる。グループは違ったけど、休み時間は談笑などをする。このお姉さんはほんとちょうどいい距離感とテンションの人なので話しやすい。
応急の授業は初めての先生。面白い先生だった。どうやらわたしの2個上でパパさんで、甘いものが好きらしい。5本指ソックス履いてた。
実習はもうひとり先生が加わって2名体制。お名前を伺うところ、一度技能を教えてもらった先生だったんだけど、見た目が全然違って別人みたいだった。やっぱマスクしてると顔覚えられないな。先生は技能はメガネだったけど、この日は裸眼(コンタクト?)だったし。
胸骨圧迫と人工呼吸、AEDの使い方、三角巾を使った包帯の結び方を教わる。結構体力が必要で疲れたなー。AEDもあんなふうになってるって初めて知った。でもこんなことが起きて、すぐに行動に移せるかな? 難しい気がする。やっぱり救護をするには、女は非力だし。
先生はふたりとも仲がいいみたいで、ちょこちょこなんだか高校生の男の子のじゃれ合いを見てるみたいだった。教習生もみんなシャイながらも気のいい人たちで、ちゃんと実習をしていたのでずっといい雰囲気だった。3時間あっという間だったな。
三角巾を全部開くなと言われていたのに全部開いちゃって、先生に「罰金!」って言われて「ええ~」と返した。もっと気の利いた返しをしたかった。
21日目 第2段階 学科1コマ
7月7日(金)
インタビュー取材終わりに急いで最後の1コマへ。この日は弟が駅に迎えに来て送っていってくれたけど、よくよく考えれば教習所の無料送迎バスに乗れば良かった。弟に迷惑かけちゃった。
タイヤ交換の実習の先生による高速道路に関する知識。高速自動車国道と自動車専用道路の違いなどなど。高速道路を逆走しちゃう人や、自動車専用道路と高速自動車国道の違いがわかっていない人が結構多いことに驚く。
21日目 第2段階 学科3コマ
7月8日(土)
頭2コマは、第1段階のときに一度学科を教わった先生だった。路上を運転する際に気をつけなければいけないことをいろいろと学ぶ時間。第2段階の学科は、知識というよりは運転するうえで気をつけなければいけないことを叩きこまれるものが多い。
最後のコマは初めての先生。自分の身の上話が多かったり、ほとんどプロジェクターを使わない先生でなんでも口頭で伝えるタイプの人だった。教習所の先生はびっくりするくらいみんなおしゃべりが上手なんだけど(たぶん何度も同じことを話してるんだと思う)、この先生にはあんまりそれを感じなかった。びっくりするくらい50分がすごく長いし、話していることは全然頭に入っていかないしで、ああこの人が受け持たない日にこの単元を受けたかったなあ……と思った。
22日目 第2段階 学科3コマ
7月10日(月)
前回と同じ先生たち。2段階の学科は「車は危険だから、運転はこれだけ気をつけなければならない」という内容のものが多く、学科を受けるたびに技能を受ける気力が失われていく。先生のうちのおひとりは、高校生の頃におじいさまを事故で亡くしているらしい。薄っぺらい言葉になるけど、ほんと生きてるって奇跡だなと思う。
3限目に観たドラマ仕立てのVTRに、踊るさんま御殿の再現VTRによく出てくる男性が出てきて、さんま御殿の人だ~!と思った。ドラマはなかなか悲しい内容だった。
23日目 第2段階 技能1限目 / 学科1コマ
7月11日(火)
前日に初路上の担当は誰なのかチェックすると、第1段階でいちばん最初の車を教えてくれた先生。すごくいい先生だったので安堵&ウキウキで教習所に向かったところ直前で変更があったらしく、ちょっと落ち込む。
技能7限目を教えてくれた先生。できないことや、予想外の発言を前にすると笑う先生だったので、そのあたりを覚悟しながら指導を受けた。今回は「冷却水は普通のお水なんですか?」の質問に鼻で笑われた。普通の水ではないらしいです。にしてもボンネットを支える棒、熱すぎ!! 掴めないよ!!
点検を済ませていざ路上。びっくりしたのがバックミラー! あんなに後ろがよく見えるとは思わなかった。サイドミラーの世界で生きてきたから感動的だったな。
左寄せが甘いのと、右折はもうちょっと外側から入ったほうがいいなと思った。ポンピングブレーキのタイミングとやり方が難しい。エンジンブレーキかけてからと、踏み込むまでの間がいいのかな。うーん慣れですね。
先生は「渋滞にはまったからあまり走れなかった」と悔しそうだったけど、わたしとしては初めてで腕に力入りまくってて疲れたし、これくらいで良かったかな。渋滞中にずっと疑問に思っていたことを質問できたし、ブレーキをずっと踏んでおくのしんどいんだなと勉強になった。
わたしたちの前を走ってた教習車の先生が、信号待ち中に自転車乗りのおじさんにクレームを言われていた。信号が変わってもそのおじさんは文句を言い続けていて、先生って大変だなと思った。
学科は初めての先生で、OD式安全性テストの診断結果を見ていくという内容。わたくしまさかの事故違反多発傾向タイプ。原付のゴールド免許を3回更新したわたしが?? まあでも「悲しみに弱い」とか「心配事に弱い」とか当たってるところも多いから気をつけようと思う。
先生いわく、運転中は理性を司る前頭葉がびんびんにはたらくぶん、その緊張から人は怒りっぽくなるらしい。だから「ハンドルを握ると人が変わる」というのは、誰でも当てはまることだそうです。カッとならず、安全確認を怠らずに運転をしたいものですね。
第2段階に入ってみて
今のところとても楽しいです。やっぱり難関なのは修了検定までじゃないかなあ。S字とクランクもあるし。まあ2段階では縦列駐車と車庫入れ、高速教習があるらしいけど。
今年は8月もたぶん仕事がヒマなんじゃないかと思うので、8月中に効果測定を受けられるとよさそう。問題数も多いから頑張らなきゃ。というわけで引き続きのんびりやっていきます!