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誰も見ていない時こそ

皆が職場に集って仕事をする一番の理由は、効率の良さだろう。その次くらいにくる理由として、相互監視があると私は思う。

私は超緊張する人なので、職場での他者の目がとても気になる。気になり過ぎてストレスになるくらいだ。だから職場に行かねばならない仕事は避けたいのだが、だからといって人の目がないと何もかもが順調にいく、というわけでもない。さぼるのだ。誰も見ていないと。

今は自室で仕事をしているが、誰にも見られていないのをいいことに、椅子の上で半分あぐらをかくわ、お茶飲みながらパソコン触るわ、平気で大あくびするわと、ひどい状態になっていることが多い。

なにより、誰も見ていないので、疲れたら休憩し放題である。仕事が進まないことこの上ない。やはり人の目は適度に必要である。とはいえ、Zoomか何かで遠隔監視されっぱなしなんてことは遠慮したい。

誰も見ていない時の自分こそが、本来の自然な自分である。つまりは人目がないからといってだらけている、それが真の姿なのである。それでいいのだろうか。だらしない自分は嫌ではないか。誰も見ていない時こそ、自分の姿に気を使いたいものである。

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大場さやか
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