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難民状況はシリアより深刻、といわれるコンゴ民主共和国

意外に思われるかもしれませが、私が難民の人たちと関わるなかで圧倒的にコンゴ民主共和国(DRC)からの難民の数が多いです。現在、世界で8000万人を超え、1億人に近いとも言われる、過去最高人数の難民の中で、コンゴは2年連続で避難民の数は世界第一であり、中東のシリアやイエメンなどの国々よりもひどい状況にあります。(参照:GNV 世界に知られていない悲劇)

香港でもデモに参加しただけで、逮捕者が出ていますがコンゴでは反政府デモに参加しただけで、デモの中に一般人を装った警察がいて、拘束されて監禁された先で拷問を受けたり、特に女性は毎日のようにレイプされたりと、ウイグル自治区でも起きていると報道されるような、事態が日常で起きているのです。実際はアフリカ諸国でこういった内政が不安定で、独裁政権により不当な逮捕や暗殺が行われている国が多くあり、コンゴに限った事ではなく、カメルーンやエチオピアからのそういったデモに参加しただけ、または政治的記事をWEBに書いていたというだけで、国を離れざるを得なかった難民ともWELgeeで出会ってきています。行政書士の仕事上、そういった筆舌しがたい経験をした難民の方のビザの切り替えを行うことがあります。

これからの記事では、私が難民申請中の特定活動6月からのビザの切り替えを扱うことでができた、難民の方々の一人一人の数奇な人生に少しずつスポットをあててみたいと思います。



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