海外協力隊活動日誌🇩🇴65日目「Cinaと呼ばれること」
今日の振り返り
今日はいつもより30分早く家を出て、教育実習の引率に。
一緒に行く学生ははじめての教育実習らしい。
ということで、わたしの毎週火曜日の教育実習が決まりました。
「Hola cina」ラッシュ！
訂正もめんどくさいから、「Hola hola」って返してても、途中でたぶんあれ？ってなるんだろうね？
「Cina no japonesa」ってすぐ訂正が入る。
ちなみにドミニカ共和国の
子どもたちから言われた日本語
「こんにちは」
「ありがとう」
「さよなら」
と
「お兄ちゃん👉🏻👈🏻」
お兄ちゃんってそんなに浸透してるんか。
すごい、アニメ文化？
TikTok文化？YouTube文化？
Niñosめちゃくちゃかわいい。
小学校隊員になりたいと思う1日。
大学じゃなかったらって考えてしまう気持ちを押し殺して、大学で良かったと胸を張って言えるように、頑張ろうと決意した日でもある。
教室で、分からない子どもたちに机間巡視して
一回この人できるって思わせたら
あとは拙いスペイン語でも慕ってくれる感じ、
学生にはない。
学生も慕ってくれてるけどね、役に立ててる感がないのがちょっと自分で物足りない。
ドミニカ共和国の授業も高校生はプレゼンばかり。
授業は先生が教科書を読んで、
それを聞き取って書く。
ある意味すごい。
4時までいる予定だったけれど、
交通がないらしく、12時で撤退。
ご飯を食べて、バスケ！
女バス！と思いきや今日は先生がいないらしく、
ぼっちでバスケ。
って思ってやってたら中学生（たぶん）に話しかけられて2対1.2対2.3対3までできた！
意外と互角どころか勝てる笑。
嬉しい笑。
オフィスに戻ると副学長から
来週の記念祭が延期されると。
話を聞くと
学校の学生が亡くなったらしい。
海に遊びに行って、
彼女が溺れたのを助けに行って亡くなってしまったのだと。
彼女は助かったらしい。
（にしても複雑……）
葬儀があると聞いて同行。
実際、葬儀じゃなくて
お墓を作ってた。
1999に生まれて2023でって悲しすぎる。
もっといっぱいできることをあったろうに。
何があるかわからない人生だからこそ、
今できることちゃんとやろうって
そうやって聞いてた。
アーメン。
Mano a Manoも3号を発行
配属先紹介。
いいところなんだって思い聞かせながら書いた。
実は検索画面の検索内容毎回変えてるんだけど、
私の心の思いがここに綴られてる笑
このサンドイッチ感わかる？！
今日はアウトプット頑張ったから
電話して寝るぞ！
明日も頑張る！
「Hola cina」と呼ばれて
中国人と呼ばれること、
結構嫌がる人おるけれど、
わたしは結構好き。
チーナって可愛いと思ってしまうんよな。
発音的な話ね。
中国人と一緒にされるのは確かに嫌。
でも、遠い国かつ教育の行き届かないような国で、中国でも日本でも韓国でもいいからアジアってものを知って興味を持ってくれるだけで嬉しいと思ってしまうのです。
それに、ドミニカ共和国では、もちろん最初は
cinaだけれど、¿japonesa?日本人？って聞いてくれたり、違うと分かれば絶対にcinaとは呼ばないところを見ると、本当にただ知らないだけなのだと思うことが多々ある。
私の顔が中国人ぽくないところもあるのかもしれないけれど。韓国人と間違えられることの方が多い。
ここドミニカ共和国では、
cinaは本当にあいさつ、ただの呼びかけで、
でぶにはゴルディータ！という国ですから、
本当にただ見た目で言っているのだと。
それすらも嫌だという日本人もいるから
一概には言えないけれど、
少なくとも私はアジアに興味を持ってくれている人だと嬉しく思うようにしている。
話しかけたいだけなんだと。
私たちと。
それなら全然、最初はチーナでいいよ！
これからハポネサ！って呼んでな！
そんな気持ちでいっぱいになる。
いいじゃん、最初はチーナでも。
日本人だよなんて言わなくても、
勝手に日本人だと分かってくれるよ！
私はきっとそうやって、
ドミニカ共和国の人たちに
優しくされてるからこそ、
そう言えるんだろうな。
わたしにとって、ドミニカ共和国の黒い肌の人と
ハイチ人を見極めるのはとても難しい。
そして、ドミニカ共和国とハイチはとても仲が悪い。
中国や韓国と日本の関係みたいな感じ。
（嫌う理由は違うけどね）
だからそもそも〇〇人！って呼ばないけれど
でも、こっちはそうやって呼ぶ文化だから
そこに何か思ったって仕方ない。
それに、中国人を悪口って捉えるのも一つの偏見なわけで、なんとも言えない難しい問題。
もしここが日本なら、それは日本人嫌がるからやめてってなるけれど、すくなくとも今はドミニカ共和国にいて、こちらの文化が優先。嫌なら帰ればいい。その通りだ。
まあ、でも、嫌だって思うよって知ってくれる人が増えたら嬉しいな、とは思うね。
なんにせよ私は、
最初は全然いいよ！チーナって呼ばれても。
でも、文化とか考え方とかそういうのは別物なんだぞってところはちゃんと訂正していきたい。
呼び名なんて所詮呼び名。
大事なのは文化を正しく伝えること。
日本の文化、いいぞ〜🇯🇵
それを私という外国人を通じて、
ドミニカ共和国の人に伝わったら嬉しい。