海外協力隊活動日誌🇩🇴495日目「自分の心と向き合う-先生という仕事-」
本格的に学校がお休みモードに突入しそうです。
朝ごはんの時には学生が、テストだ〜と嘆いていました。
分かる、テストって嫌だよねえええ。
Deleの練習をしていて、
言い回しが違うのに正解を選ぶのがすごく難しくて、
どっちも言ってんじゃん!とか、
いや、その単語同士は=じゃなくない?とか
どうしてもスペイン語を日本語に置き換えて考えてしまう私は
ゴリゴリに問題を作った人の間違いの選択肢をかなり選んでいる。
文を聞いたり読んだりするのには抵抗が少なくなってきたけれど、
話すのと、意味を完全に理解するのはまだ課題しかない。
って分かってくるとテストってやなの。
出来ないって分かってるから。
っていうのに協力隊になってから気づいたの。
出来ないって思い込むことが嫌だに繋がってるんだなって。
テストって別に嫌いじゃなかったんだよな。
だって、早く終わるし、苦手に気づけるしって。
でもこれは間違える問題が少なくて、
間違えら理由も自分で明確で、
先生や親に特に言われることもなかったから。
でもさ、今はオンラインで散々言われるの。
何問中何問って。
これじゃあ不合格だの今回のなら合格だの。
大事なのはさ、そこじゃないじゃん。
お金とってやってる授業なのに、
苦手意識を植え付けるような教え方に、
納得がいかないのだと。
自分は絶対しないようにしよう。
そう思いながら毎週2日(週3時間)のコース受講頑張ってるよ、私は。
ってなことを朝から学生の雑談を聞きながら考えてました。
きっと出来ないんだろうって(失礼😂)
そのあとは日本の小学校に、
異動残留希望調査の提出。
正直同じ学校4年目だから、異動でもおかしくないし、
どうなるかなああああ。
ドミニカ共和国の学校に来て思ったことは
ああ、私、日本の学校で働くこと好きだったんだなって改めて感じた。
国も方法も違うけれど、
授業を考えるのは楽しかったし、
拙いスペイン語でも分かってもらえたり、
こんなの知らなかった、教えて!って言われることが
こんなに嬉しくて楽しいことにも気が付かなかったと思う。
そう、先生という職業は素敵なんよ。
でも何が嫌だったのか、
それは子どもでも学校でもなくて、
保護者だったな。
もちろん大好きな保護者さんもたくさんいて、
いつも応援してくれたり、
優しい声をかけてくれる素敵な保護者さんが
たくさんいることもわかった上で、
それでも99人いい保護者さんでも1人心ない保護者がいるだけで
心って疲弊していくんだよな。
ママ友同士で愚痴るくらいなら
(決して愚痴ることが悪いというわけではない)
直接聞いてくれた方が何百倍だっていいし、
(あの先生いやよね、ダメよね、で終わってほしくないだけ)
子どもの前では子どもの話を否定も肯定もせずに、
そうだったんだって聞いて、
何か疑問な指導とかあるなら直接聞いてくれたらいいんよ。
(子どもの前で、えー先生そんなことするのー、ないわーとかが問題なだけ)
〇〇さんが言ってましたよ、
〇〇さんも言ってましたよ、
みんなも言ってますけど、
うちの子がそんなことするわけありません、
このセリフいう保護者、
友達いないんだろうな、とか、
全部人になすりつけてきたんだろうな、とか
ああ、子どものこと見てあげてない保護者なんだな、ってすぐバレるから私が親に慣れたとしたら絶対に担任に言わない。
そして子どもにも言わせない。
実際に見て、実際に聞いて判断できる人に、保護者に、私はなりたい。
みんなが言ってるから何?
するわけない?何を根拠に?
親の前と学校での行動が同じ子どもなんていないだろう。
自分は親の前と他人の前、同じ行動しているの?って話だ。
人によって態度変えるだろう。それが人間じゃん。
〇〇さんが言ってたんだけど〜って噂付きの高校生のトイレでの話じゃないんだから。それいじめっ子がドラマや漫画でよくいうセリフだって知らないのか?
大体いい役、ヒーローはそんな噂信じない!っていうタイプだろうに。
SNSで先生のマル付けが、対応が気に食わなくて
写真をアップする人がいるけれど、あれも問題だと思う。
いじめっ子じゃん。
どうしてその意図を直接聞かないの?
公開の自由?
じゃあどうしてその担任の先生が見るかもしれないところでするの?
公開の自由なら鍵垢で、
本当にあなたが信じている人にだけむけて発信したらいいじゃん。
例えばnoteとかブログって、一気な拡散ってないと思うし、
個人の見解感強いけれど、
ツイッターとかインスタとかそういうのって
不特定多数に見られることが前提だと思うのです。
見られるように、書いてますよね?
マル付けのことでいうなら、
私たちは私たちで、授業中に散々教えているルールとかに基づいて
マル付けしているわけなの。
例えば、4.0の0は消しなさいって教えてたら
消してないと減点にもしくはバツにしなくてはいけないんだよ。
合ってるとか合ってないとかじゃなくて、そういうルールだから。
でも中学高校になったら小数点の位置を合わせたりするわけで、
そしたら別に4.0でも正解になるのよ。
小学校の先生だって学んできてるんだから知ってるよ。
でもその時のルールに則ってマル付けをしている。
それを、我が息子かわいそ〜(娘の場合もあり)
合ってるのに罰にするなんて何してるんだ、
ありえなくないですか?
って投稿されるんよ。
理不尽すぎる。
日本の教育のこういうところが嫌いなわけ。
自分の正義を振りかざして、
相手を批判するのに使う人。
批判するならちゃんと調べよ。
批判する価値に値するのか。
なんのためにそれを批判することを書くのか。
なんで罰にしたのか、ネットで拡散するより、
先生に聞いた方が解決すんじゃん。
別に電話きて、なんでかけてくんだよって思う先生いないよ。
そう思いますよね〜
実はこういう意図で〜ってちゃんと教えてくれるよ。
そういう悪意ある保護者の想像する何億倍も
先生たち努力しているから。
ニュースでは悪い先生しか取り上げられないから、
信頼してないのかもしれない、
自分が子どもの時の先生のイメージが悪いから信用していないのかもしれない。
でも私たち先生だって、
そういう理不尽な、嫌な先生たち見ているから
そうならないように、丁寧な指導を心がける先生しか少なくとも私の勤めていた学校の先生は素敵な先生ばかりだったよ。
授業はしたいけど
裏でぐちぐち言われるのはやだな。
自分なりに向き合って、
真剣に子どもと頑張っているからこそ、
そういう心ないことが
心にくる。
でもドミニカ共和国に来て気づいたわけ、
日本に帰って、もし教員として自分の尊厳を傷つけられることがあるのなら
正々堂々やめてやろうって。
やめられて困るのは保護者の方で。
自分で言うのもなんですけど、
私ほど楽しくわかりやすく授業しようって日々努力している教員いないんでね!
それに、私は知ったわけ。
別に学校じゃなくても教えられるし、
学校以外にバイトしたり、店で働いたり、
そんな人生もきっと楽しいのよ。
だから、
帰ったら精一杯先生するけれど、
それで私を傷つける保護者がいるなら
すぐやめます。
ってこと。
これからは自分の心を大切にしていくよ。
そうしていこう!ってめっちゃ考えた。
先生だって人間だもん。
もう少し日本は先生に優しくなるべきだし、
感謝すべきだと思うよ。
こども一人育てるのだって大変なのに
30人も一気に面倒見てるんだから。
文句あるなら一回見に来てやってみろって話なわけ。
最後は強気になってしまったけれど、
自分を、
先生を大切にしてくれたら嬉しいって話でした🥹
夜は配属先のクリスマスパーティ🪅
18日行きたかった〜🤣
とか言ってみたけれど、
コンサート始まるまでは
地獄笑。
やっぱスペイン語わかるようになりたい!
くーっ!!!
明日もがんばる!