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海外協力隊活動日誌🇩🇴107日目「ドミニカ共和国の時間割がすごい」

今日の振り返り

今日は1ヶ月ぶりにドミニカ共和国通信を書きました。テーマは「時間割」。
なかなか日本にはない時間割で、議論の一つになったら面白いなと、お手紙にしました。
また、日本はもうすぐ持久走大会かな?と思ってマラソン大会のことも書きました。
少しでも応援できてたら嬉しいです。

というわけで、朝ごはん前はそんな感じで、
ご飯の後は実践法の振り返り。

今日の話題は「生物学の先生として行っているのに、見学授業が物理で、これじゃあ意味がない。」という学生の意見からスタート。

ごもっともだ。

そもそも論だけれど、
この国の人は自分の分野に
かなりの自信とプライドをもっている。
だから、理科というと必ず、分野まで聞かれる。
正直、私は教育学の理科の免許はあっても、それぞれの専門家ではない。あくまで、理科教育の専門家なわけで、聞かれても困る、的なことをいつぞやの日記でも書いた気がする。

そして、今、それがまさに議論の話題なのだ。

この大学が目指しているのは教育のプロで、
教育の理科は分離していないことが多い。
生物学の先生も化学も物理も教える。
とくに義務教育下では。

つまり、実践法の先生いわく、
物理であっても生物学に生かせることはあるし、
それを学ぶことも先生としての学びであると。

でも、学生にとっては同じクラスの一方は生物学を学べて、自分は物理で……となると納得もし辛いわけで。

難しい問題だ。

そんな白熱バトルに困った先生から、
「さやか!分かってるの?言ってること分かる?」と流れ弾が飛んできたので、
上記内容を伝えると、

今まで殺伐としていた教室全体が一変。

お、この日本人分かるようになってきてるぞ。
日本の学校もそんな感じなのか。
と、物理を聞くことにも、若干の納得をしてくれたようで、おおらかな雰囲気に。

正直、やりづらい空気だったのでありがたい。

今後の課題の説明にも入れて
今日は色んな意味で役に立てた気がする。笑

授業終わって13:00。
いつもより遅めの昼食後、ダンスへ。

ダンスの練習に行くと、いつもより遅いじゃない!とすぐに練習開始。

金曜日に本番があるらしい!
来週の水曜日にもあるらしい。
いよいよすぎる。
緊張だ💃
そこで浮上したのが衣装問題。
黒いノースリーブのブラウスと
黒いパンツが必要に。
えええ、この国で服を買うのか……
安いお店をままに聞かなくては、と宿題に。

午後からは隣の小学校の生物学の授業見学。
前時の振り返りと、今日は新しく神経系の話。
こないだまで地球の歴史で今日はニューロンって繋がりどうなってんだ?!って感じでした笑

家に帰って早速、ままに安い服屋さんがないか質問。
何が欲しいのか聞かれ、画像を見せ、
いくらまで出せるか聞かれたので、
2着で1000ペソがいい!というと、
マジか笑と失笑をいただき、ままは自室へ。
自室から、「さやか、入ってきて!」と言われ、
入るとまさかのフィッティング開始笑。

ママから借りた服

ママから借りれることに!
ただ、パンツはこれ以上太ると入らなくなるぞ!ってくらいぴったりなので、物理的にダイエットが必須に……。
これを着て踊れるように、痩せます😭


明日はタイトル画像にした学校のイベントTシャツを着て、健康習慣啓発イベントへ。

明日も活動的な1日に!
明日もがんばる!

#さやか先生の活動日誌


ドミニカ共和国の時間割がすごい

Mano a Mano 用の資料

上の図が今月号に載せる資料なのですが、
学校システムの流れと時間割を比べてみました。

正直、時間割って日本もそうだけど、学校ごと多少の違いはあるからあくまで、私の知ってる一般的な小学校で今回は書きました。なので異論は承知で書いてます。

ドミニカ共和国の時間割は大きく分けて2つ。
全日制と半日制に分かれています。

この2つの違いは全校生徒数で決まります。
教室に入らない人数になれば半日制に。

全日制は、8コマ分時間はあるけれど、全てが授業な訳ではなく、あったりなかったりクラスによって時間割が異なります。
下の写真があるクラスの時間割です。

こんな感じで2コマ続きもあれば、1コマずつの日もあるわけで、授業がないところは全て休み時間になります。

で、このシステムの良さは、連続で授業を取りたい!ってなった時に、空き時間もかなりあるのでゆとりを持って時間割を組むことができます。

まだ、雨でグランドが使えなかった!
どうしても家庭科室が使いたい!体育館が使いたい!などの時にも空いている時間がかなりあるということです。

授業変更が柔軟にできます。

また特別行事が入っても、少しずつ他の日に詰めることで、ほかの授業を潰すことなく授業時間を確保できます。

すごく画期的なアイデアだと思いました。

集中力はどうなの?と思うかもしれませんが、
意外と教科書が変わるので、
子どもたちも生き生き。

システムとしてはおもしろいな、と。

まあでも、個人的には午前中で授業が終わって午後自由とか最高すぎるなと。

日本に不満があるわけではないですが、
時間割の見直しは働き方改革に繋がる一歩かもしれないですよね。

どんな時間割が現実的で理想的なのだろう。

ドミニカ共和国の教育システムはちゃんと機能したらかなりいい気がするのは私だけだろうか。

日本には全くない視点で面白かったです。
あなたはどの時間割がお好みですか?

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