海外協力隊活動日誌🇩🇴373日目「他の隊員さんの配属先見学」
さて、昨日に引き続き、
サントドミンゴを離れ、
サンティアゴにおります。
今日は小学校教育隊員さんが働く児童養護施設の見学と観光隊員さんが働く政府教育機関(職業訓練校)の見学をさせてもらいました。
興味深すぎたのと、
写真を撮って良いか不安だったのとで
今日は写真がありません😭
でもすごくどちらも勉強になりました!
なのでここからは感想と忘れないためのメモ。
まずは児童養護施設のことから。
ドミニカ共和国の児童養護システムは
CONANI(全国児童青少年評議会)という国家システムの総括機関があって、児童少年の権利保護をするっていう目的のもと、虐待や性被害などにあった子どもたちがこの機関を通して各児童養護施設に振り分けていくそう。
幼稚園児が複数の男性にレイプされて、
膣が裂けた状態でやってきたり、
実の保護者(父や祖父)からレイプされて、
妊娠、出産した子達がここで生活していたり、
その他虐待や何かしらの理由でここで生活する子どもたちが沢山いた。
物珍しい日本人に興味はあるけれど、
わー!きゃーってこない、
こう謎の緊張感のある面会は初めてでドキドキした。
もちろん近づいてくれる子たちもいるけれど、
あ、気をゆるされてないと、感じるこの感じは
日本の養護施設の時ぶりかもしれない。
そんな中、子どもたちから名前を呼ばれる隊員さんは、ここでこの子達と生活してるんだなってすごく感じた。
0歳から18歳までが入所できて、
18歳になったら社会に旅立っていくそう。
就職先として、この施設で働く子もいれば
アメリカの大学に進んだり、
ドミニカ共和国の大学に進んだりできる子もいるそう。
キリスト教だからか、寄付も結構あるらしく、
わりと持ち物には困ってなさそうな感じだった。
養子に引き取られるのもドミニカ共和国だけでなく、アメリカに引き取られる子もいるらしい。
日本だと里親って日本人のイメージだから、
こう、アメリカでもっていうのはさすが出稼ぎでアメリカに家族のいることの多いドミニカ共和国らしさだなって思った。
中華を食べて、
職業訓練校へ。
私の配属先も養成機関で、
ここも養成機関のため、興味津々の感じで行きました。
ここは技術移転する学校で、
自動車整備、電気工事、機械加工、金属加工、靴製作、美容師、ネイリスト、パティシエ、塗装などなど3から1年で学ぶことのできる訓練校だった。
プロがその機関教師として、技術をみっちり教えてくれるところで、これが無料だからすごい。
テストはなく書類(履歴書)で申し込て、人数が集まれば開講。25-15名で始まるらしい。
なのでそれぞれの期間で色々な訓練が実施されているそう。
同じ訓練校なのに、私の配属先とは大違いで、
仕事に直結する分、学ぶ側も教える側もちゃんとしていた。
正直ここで勉強したーい!ってなるくらいに
良い環境でびっくりした。
沢山説明してもらって、
いくつか質問もできて、
嬉しい反面もっと話したーい!って
気持ち爆発で、良い刺激になった。
スペイン語力をもっと磨きたくなるのはこう言う時だ、、、
頑張らねば。
言葉だけじゃなくてね。
バスでサントドミンゴまで帰って、
ケンタッキーを買って
帰宅。
カリベ値上がりして400ペソでした、、!
久々ケンタ!
(ケンタッキーってケンタって略すのは私の地区だけなのだろうか、、、)
ケンタって言って、だれ?
って言われ、、、爆笑しました。
ケンタといえばビスケットにメープルシロップが大好きで、でもドミニカ共和国のケンタはメープルシロップなくてビスケットもちょっと違ってそこだけは悲しみの限り、、、
明日は大使館とJICA事務所です。
最高の夏休みスタートをきれた2日間のサンティアゴでした。
みなさまどうもありがとうです!
明日もがんばる!
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