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唾が飛ばないように

3歳6ヶ月

・昨年の3月頃にコロナ禍が始まった頃は、れんたまは2歳になってまもない頃で、まだそこまで高度なコミュニケーションができず、「コロナウィルス」という概念ももちろんわかっていなかった。

それが最近は、かなりいろんなことを理解している。よく行くお店で、店内の人数を制限するために入場制限をしていて、列ができてると、「唾が飛ばないようにするため?」と聞いてきたり、「距離を保たないといけない!」と言ったりする。

昨日も、東京の感染者数に私と夫がため息をついていたら、れんたまが、「世界からいろんな人が飛行機に乗って東京に集まったら、唾が飛んでコロナのバイキンが広がっちゃうじゃないかー!」と急に言い出して驚いた。

その後、夫が「デルタ株も広がってるし、自分がかからないか不安だ」と度々言うので、(私も夫も、在宅勤務だったり、かなり感染リスクの低い生活をしてるので)「保育園かられんたま経由でかかることは可能性としてあると思うけど(3歳児にソーシャルディスタンスは無理なので、通園している限り飛沫感染の可能性はあるという意味で)、それ以外のリスクは、今の生活だったらそれほど高くないんじゃない?」と何気なく話した。

すると、れんたまはその話を聞いて、家の中でも「距離を保たないといけない」と思ったのか、夜寝るとき、いつも隣にくっついて寝るのに、私から少し離れたところに転がっていって、「これくらい距離を保ったら大丈夫?」と聞いてきた。

そんな気遣いさせてごめん!!フラットに事実を話しただけのつもりだったけれど、大人の会話を本当に何でも理解するようになっているので、れんたまに無用な心配をさせないように気をつけようと思った。

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