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日本語と英語では違う意味、「馬」の表現!?(英会話)【解答編】英語ディクテーション

(動物が出てくるイディオム、キャッチできましたか?)

Hello again!

金井さやかです。

音声を聞いて、聞こえた表現を書きとる、ディクテーション。

この投稿でアップした音声の英文を紹介します。

(ぜひこちらから挑戦を!)

いかがでしたか?

◆英文スクリプト

I don't want to beat a dead horse.

音声では want to を 短縮して wanna のように発音されています。
I don't wanna beat a dead horse.

◆日本語訳の例

【訳例】話を蒸し返したくないのです。

◆単語・表現

beat a dead horse:「死んだ馬に鞭打つ」→ いまさらどうでもいい、もう役に立たないものやことを指します

今それをやっても仕方ないよね、ということ

◆どんな場面だった?

オンラインでの仕事関連の話を聞いていたとき、パネリストの一人が口にしたフレーズでした。

「あ、これイディオムだ。どんな意味だっけ」ととっさにメモ。

最初は
I don't want to be a dead horse.

死んだ馬になりたくない!?

と聞こえて、なんか違う気がする、と思って辞書で確認しました。

be ではなくて beat と言っていたのだとわかりました。

◆日本語だと意味が違うんですって!

日本語の慣用句でも「死に馬に鞭打つ」というのがあるそうで、

賭事(かけごと)などしているとき、負けが確定しているような相手に、さらに痛手を与えることをたとえて言うそうです。

(それぞれお持ちの辞書で確認してみてください)

英語と同じような表現なのに、意味は違うのですね!

◆英語が聞けない人が聞けるようになるヒント

こちらの記事に簡単にまとめました。(好評いただきありがとうございます!)

◆さやかより

外国人が日本語を話していて、「五十歩百歩ですね」などと慣用句を使いこなしていると、日本語ができるな、と感じたりしませんか。

外国語で慣用表現を効果的に使うのはなかなかハードルが高いものです。

その表現を知って、使い方を理解して、実際にふさわしい場面で口にするまでには、時間もかかります。

覚えて使えるまでの便利度は低いので、学習の優先順位もそれほど上がりませんね。

ただ、頻繁には使われないけれど、ドラマや映画を見ているときに知っている表現に出あったら「今のわかった!」と嬉しくなります。

このような記事を通じて、表現との出あいを楽しんでいただけたら、私も嬉しいです。

Thank you for visiting. Have a great day!
Sayaka

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