英語の「ノックノック」ジョーク、解説しちゃいます
Hello again!
人生を楽しむ 元祖・英語コーチ、金井さやかです。
いつもご訪問や「スキ」ありがとうございます。
昨日の記事で紹介した英語の短いジョーク。
何が面白いか、わかる?
・・・と問いかけました。
このジョークはお決まりのパターンがあるので、それを知っているとだんだんわかるようになってきます。
ということで、ジョークの解説は野暮かもしれませんが、ちょっと説明します!
◆英語のジョーク まずは読んでみて
まずは一通り読んでみてください。
A: Knock, knock.
B: Who's there?
A: Lettuce.
B: Lettuce who?
A: Lettuce in, it's cold out here!
◆パターンはこうです
ジョークを思いついた人(Aさんとします)が
Knock, knock.
(戸をコンコンとたたく音)
と声に出します。
すると、聞き手(Bさん)は
Who's there?
「どなた?」
と応答します。
ここまでがお決まりの部分。
◆展開していきます
Who's there?
「どなた?」
を受けて、さらにAさんが一言。
今回は
Lettuce.
「レタス」
と言っています。
次もお決まりの展開で、相手の一言を受けて
Lettuce who?
「レタスさんって、どなた?」
という具合に応答します。
◆オチが来ます
Lettuce who?
「レタスさんって、どなた?」
と聞いてもらえたら、自分が温めていたジョークを披露する瞬間です。
最後の一言、オチを言います。
Lettuce in, it's cold out here!
どこがオチなのよ、と思ったら、まずは声に出して読んでみてください。
Lettuce... Lettuce...
Let us がつながって発音されたときとと同じ音だと気づくでしょうか。
Let us in, it's cold out here!
「建物の中に入れてよ。外は寒いから!」
という英文のダジャレだった、というわけです。
◆翻訳者泣かせな英語のダジャレ
これは英語でこそ伝わるので、日本語に訳すとオチが消滅してしまいます・・・
苦しいですが、ダジャレを入れるとこんな感じ!?
「オレ助(タス)けてよ、部屋に入れてよ、外は寒いから」
リズムやタイミングは外れてしまいますね・・・
映画やドラマで、ダジャレが多用されるストーリーは、翻訳者泣かせです。
◆ではもう一度。面白さが伝わるでしょうか?
A: Knock, knock.
B: Who's there?
A: Lettuce.
B: Lettuce who?
A: Lettuce in, it's cold out here!
全然面白くないわ、と思ったら、それはそれで仕方がないです。
動作や表情のように、言葉や文化を超える笑いもありますが、今回のような「言語」が土台になったジョークは、そのままでは伝わりにくいから!
◆映画のダジャレで、翻訳家さんがいい仕事していた件
英語のダジャレを日本語にする、そのまま訳すと面白くない! という問題を乗り越えて、いいシーンになることがたまにあります。
翻訳家さんたちの工夫のたまもの!
こちらの記事も紹介しておきますね。
映画『Cars 2』の笑うところをチェックしたら、翻訳家さんたちの努力と知恵が浮き彫りになった
映画やドラマを見ていて、「笑うとこ」、英語でも日本語でもチェックしてみてください。
そして、発見があったら、教えてくださいね!
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Sayaka
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