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継続はなぜ力になるのか

こんにちは。山代です。

「継続は力なり」この言葉をよく聞きます。

現在、「継続する力」は「新しい価値」を生むと言われています。

継続の正体とは何なのか?考えてみると、これは「習慣化」につきます。

なぜなら、人は継続したいことを習慣にしていけば、長期的に続けることができるようになるからです。

ある医学博士の話によると、習慣の正体は「きっかけ→行動→報酬」の単純なループだそうです。

脳科学から考察してみると、
理性や意思を司る「大脳新皮質」は「ダイエットで5キロ痩せる」といった大きな変化を好むらしいのですが、
感情を司る「大脳辺緑系」は「変化=恐怖」と認識して、「大きく変化しろ」という命令を弾いてしまうそうです。
ただ、あまり小さな変化では「大脳新皮質」は満足しないそうです。

では、継続には2つの種類があります。

①プロセス自体に楽しみや意味がある習慣
②成長のために続ける習慣

①は、「しなやかなマインドセット」(GRIT やり抜く力)に似ている考え方だと思います。

「しなやかなマインドセット」とは、結果に関係なく努力そのものに価値を感じ、うまくできないことがあっても粘り強く時間をかけてやり抜くということ。

わかりやすい例えでいえば、熱中して楽しんでいる時がイメージしやすいかもしれません。

取り組んでいること自体に「好き」という感情を抱ける習慣が「プロセス自体に楽しみや意味がある習慣」
つまり、「内的動機」を源にした習慣といえます。

もう一方で、成長を通して報酬や目標を達成する習慣が「成長のために続ける習慣」です。
これは「外的動機」を源にした習慣といえます。

それなら、どうやったら継続力が身につくのでしょうか?

「プロセス自体に楽しみや意味がある習慣」をつくるために、自分の興味関心、好奇心から出てくる内的動機がポイント。

実は、自分の「好き」や「歪み」から「新しい価値」が生まれるのだそうです。
ここでいう「新しい価値」とは、「ないものがない」時代を生きている、「物事のやる意味」ということ
自分自身で「新しい意味」を見つけて、取り組んでいくのが大切。

まずは、自分が好きなことに没頭することです。

もう一つは、「小さな問い」を解決する行動を起こすことで、「小さな報酬」が得られます。
そこで「小さな報酬」が得られると、「小さな問い」がまた湧いてきて、、ループが起こってくると脳のジレンマは解けたことになります。

ここでのポイントは「小さな問い」をたてることです。

では、具体的な手段はこのようにまとめてみました。

①自分への問いを立てる
②自分の特徴を知る
③まわりに宣言する(コミット)

まず、①からですが「小さな報酬」を定義しましょう。
これから継続したいと思っていることの報酬が、
楽しみや意味など内的動機に結び付く動機なのかな?それとも、金銭や昇進などの外的動機に結び付く報酬なのかな?

「小さな報酬」が設定できたら、次は「小さな問い」を立てましょう。

大事なのは、当たり前と思っていることに疑問を持つこと

これが身についてくると次の行動がうまれていき継続のループが発生します。

②は、何が得意で何が強みか気づくことからがスタート。
自分の特徴は他人との違いから生まれてきます。

個人的には、自己分析がおススメです。

最後に③ですが、どんな形でもいいので宣言してみましょう。
SNSやブログでもどんな方法でも大丈夫です。

すぐには見つからない場合、「自分は〇〇が好き」という内容でも問題ないです。

大事なのは、宣言することで「行動契約」をつくることで継続する意思を生み出すのが目的

理屈をおさえ上手く色々なこと習慣化できれば人生を変えるのも簡単なはず。

まずは宣言して、行動を変えていきましょう!!

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