ミニマリストに憧れるけど、一生なれないんだろうなぁ
ミニマリスト = 物が少ない人、とするならば。なぜなら、わたしは物や場所に意味を持たせることで行動ができているから。
部屋の中で、「ここは○○する位置」って決めてる人、どれくらいいるんだろう。
その中でも、
①ひとつの位置にマルチな意味を持たせるタイプ②ひとつの位置に固定の意味を持たせるタイプ
に分けられるとおもう。
①のマルチな意味を持たせるっていうのは、例えばソファっていうお気に入りの場所があるとして。そこで食事もするし、スマホもいじるし、テレビも見るし、読書もする、みたいなこと。
対して②固定の意味を持たせるっていうのは、リビングのテーブルなら食事、ソファならスマホ、別室のデスクは仕事or読書というイメージ。わたしは昔からこっちのタイプだ。
昔から勉強は自室でしかできなかったし、リビングにいるとどうしても食べすぎるし、冬場のこたつは、もはや寝るための場所として体がインプットしていた。
昨今のテレワーク中どうしてもリビングで仕事をしないといけない時は、テーブルに逆向きで座っている。そうすると視界が変わる分、ちょっと食事とは別の場所として認識できる。
となると行動が先じゃなくて、場所によって行動を制御されている、という感覚の方が近いかもしれない。
◇
ひとつの場所でマルチなことをやろうとした時は、全てがうまくできなくなった。
ワンルームでひとり暮らしを始めた大学1年の頃。食事用に買ったテーブルの高さが絶妙に合わなくて。いつの間にか、課題をやる机で食事をするようになった、ら、もうダメだった。
机が、「食事をするところ」かつ「勉強するところ」になってしまったら、どちらにも集中できなくて、とにかくダラダラ行動するようになってしまった。
昔も今も寝坊はほとんどしないのに、その時期だけは生活リズムが一向に整わなかった。寝坊で授業に遅刻ということも度々あったくらいひどかった。
◇
お気に入りの場所で、気持ち次第でなんでもできるっていう人はすごいなぁ。
ネットビジネスをしているキラキラ系の人で、ベッドに腰掛けてメールチェック…なんてイメージ写真を見たような気がするけど、わたしには絶対できない。ベッドは絶対的に"寝るための場所"なので、即眠ってしまう気がする。
同じ場所でどうやってスイッチ切り替えるのかなぁ。場所じゃなくて、そこに伴う道具がスイッチになるのかな。気になる。
ミニマリストになれる方は、必然的に定義できる場所も家具も少なくなるから、気持ちの切り替えが得意なの人なのかもしれない。
結果、わたしはミニマリストにはなれないんだなぁ。
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