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2種類の「幸せ」

あなたの前にフッ・・・っと突然神様らしき方が現れたとします。
その神様らしき方が、こう言いました。
「たったひとつだけ、願いを叶えられるプラチナチケットをあげましょう」

さて、あなたはそのチケットに何を書くでしょうか?
きっとね、多くの方がこう書くんじゃないかな、と思うんです。

幸せになれますように──。

もし、あなたにお子さんがいらっしゃるなら、思い出してみてほしいです。

愛する我が子が生まれたあの日。みなさんは何を願ったでしょうか?
「この子がこの先、しっかり漢字が書ける子になりますように」
「テストでいい点数が取れる子になりますように」
「安定した職に就けますように」
こんなんたぶん、願わなかったと思うんです。

ただ、幸せでいてほしい。それだけでいい。

って、心の底から、思ったんじゃないでしょうか?

日々一生懸命生きていたら、このときのことを忘れて、ついいろんな願いが四方八方に広がっていってしまいがちだけど、今日はここで一度立ち止まって、この「幸せ」について考えてみましょう。

コロンビア教育大学院でPositive Psychology(幸福心理学)という授業をとりました。そこで学んだことが、ものすごく腑に落ちたんです。

幸せ(Well-being)と言っても、大きく分けて2種類あります。この区別ができるようになると、自分が幸せでいるために、今何が足りてないかがわかるようになります。

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