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入社前に早速挫折…内定式で尊敬できる素敵な同期に出会いました



先日、25卒の内定式がありました。あの日感じたこと、考えたことを忘れないうちにここに記録しておきたく、少し投稿が遅くなってしまいましたが、今回こうして執筆することにしました。

内定式を終えて

 まず内定式が終わってⅠ番感じたことは、楽しさと同じくらいの悔しさでした。内定式で新卒一人一人が入社後の自分の目標を宣言するMy IR Presentation、今回はその時感じた「悔しさ」についてお話ししたいと思います。

悔しさの中身

 まず同期6人のプレゼンテーションを聞いて、率直に悔しく思いました。というのも、6人全員それぞれ、個性があって、聴いていてとても面白かったからです。
それ自体は「悔しい」というより、同期みんなに対する「尊敬」に繋がりました。これからこんなにレベルや志が高くて、面白い人たちと一緒に仕事が出来るのか、励まし合っていけるのかと思うと、とても楽しみになりましたし、心強いなとも思っています。
ですが、私が「悔しさ」を感じたのは、その中で私だけ、自分らしさ・個性が出せていなかったのではないかと、自分で思ってしまったからです。私はトップバッターで、同期たちの発表を聴く前に自分の番が来たので、みんなの発表を聴きながら、自分の発表内容の薄さにどんどん苦しくなるばかりでした。
そして特にそれを感じたのは、代表の前田さんからのお言葉を聴いているときでした。前田さんは、私たち新卒と社員の皆さんに向けて「ダサくなろう」「格好良いことを成し遂げるために格好悪くなろう」「今、成果よりも自分の見られ方を気にして、必死になること、ダサくなることを避けているのではないか」というお話をしてくださいました。その言葉があの時の私には深く刺さりました。


これまでの私は、人と同じになることを嫌い、人が選ばない道を選ぶことが自分の当たり前で、何事もやるかやらないか迷ったときはまず困難だろう挑戦の道を選ぶようにしていました。誰かが決めた「普通」という言葉がとても嫌いで、自分の個性を大事にしていたはずでした。
それなのにこのプレゼンで、私は誰かの記憶に残るような自分の色、特徴を残せた気がしませんでした。
実際それを評価する人はあの場に居なかったとは思います。だから、これはあくまで自己評価でしかないです。ですが、自分の発表を終えてすぐ「自分、よく頑張った」と思うより先に「悔しい」が出てきてしまったことが残念で、自分で自分を認めてあげることができませんでした。

大反省会

こうなってしまった理由としては、「社会人になること=今より一歩でも皆さんに近づくこと、格好良くなること」をⅠ番に考えすぎてしまったためだと考えます。今の私には、FUSIONで働く皆さんはとても格好良く見えています。私が今後FUSIONで働くうえで、そんな「皆さんみたいになりたい」とMy IRの目標を立てようとしたとき、今まで皆さんがFUSIONで経てきた過程ではなく、今の自分から想像できる自分の延長線上にある成長した姿でもなく、今私が見ている皆さんの姿の、共通するかっこいい部分を掻い摘まんで、自分の目標としていたんだと思います。それはFUSIONで働く一人一人のことをちゃんと見ていないことにもなりますし、まずそこに1つも自分の意思が入っていないことになります。平均点というか、安パイな正解を狙うような目標設定をすることで、本当の自分と向き合わず、自分の好き嫌い、得意不得意関係なく、誰にも否定されないように自分の弱い部分、そして本当の自分を隠していたことに、後から気付きました。

そして今回もっと自分色、個性がある発表をするためには、もっとFUSIONに入って何がしたいか、FUSIONに入社して自分なら何が出来るか、どんな大人になっていたいか、そもそも自分が考える大人とはどんなものか、そうなるために今、自分には何が出来ていて、何が足りないのか、そのように一つ一つ細かく分解して、現在の自分から理想までを、ロードマップのようなものを作って考えるという作業が、私には必要だったと思います。その時間をかけなかったこと、深く自分と向き合わなかったこと、間違えて大人ぶってしまったことが今回の反省点です。

 こんな感じで内定式当日は、私がこれからすべきことがより明確になった日でした。そして入社するまでに、私には1ヶ月のインターン期間があります。この期間で、0.1歩でも進みたいです。1ヶ月という短い時間ですが、学ぶことに貪欲でいたいと思います、というか、貪欲でいます!

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