「エスニック」、グァテマラ、ボリビア、ペルー…。
最近の私は、ずーっとずっと、とあるショップのオンラインストアに登録し、カートに割と沢山のお品物を入れては削除し、再びカートに入れ購入手続きへすすみ確定を押す手前でやめるという行為を繰り返しつづけ、いやしかし再々カートに入れ(以下同文…)をしています。
毎日です。
尋常では無い熱量です。
そして尋常では無くコロナ後遺症の発熱は治まりません。←もう、私的デフォルト化してるので、ご報告もしつこいかと存じますが、すみません。
そう、そのオンラインショップとは1970年代!!(すごい!!)から、中南米の伝統誇る文化において、刺繍や生地織、飾るものや雑貨(雑貨とひとくくりにしたくない私の気持ち多々あり)を、日本において企業として店舗として、日本における「エスニック」業界の老舗中の老舗、日本全国のエスニック・ファンには昔々から憧れの存在…で今も尚あり続けるショップの、オンラインストアです。
わー、どうしましょう。
今も入力しながらソワソワしてます。
あのブラウスが、あのパンツが、あのピアスが、あのバッグが、ソールドアウトしてしまったらどうしよう、とものすごく脳内浮かびつつ、なぜか己にストップをかけ続ける日々です。
理由は、もう、一旦そうなったら全身全霊でそうなる私の景色が明晰に浮かぶのです。
以前、自分が勤務していたエスニック・ショップについて投稿でも少し触れましたが、やはり…やはり好きです大好きです、無責任に大好きです。
この「無責任に」の理由は、以前からの投稿でも私なりに熱く語りましたが、否、まだ語り尽くせませんが、やはり好きなんです。
ならば、ブラウスを1枚か2枚か3枚(増えてゆく…)だけ買い、今の自分の持つパンツその他に合わせて着ればいいじゃん!!…と、何度も何度も何度も考えますし、きっとそれで十分過ぎるほど良いのです。
そして鮮明に思い出します。
私が以前、勤めていたエスニックファッションを主に扱うショップを一身上の都合で退社した後、いったい全体、なにを着れば良いのか心底わからなくなりました。
そして考えあぐねた結果、ギンガムチェックみたいなタータンチェックみたいな敢えて濁しますが、そのようなブラウス、某メーカーのジーンズ、某メーカーのスニーカー、を買い、着ていた日々でした。
とある日、外出しました。
その外出先へはバス乗用が必要でした。
そのバス内に、以前の記事でも少し触れました「レゲエ・バー」の副店長が、何故かいました。
その構造上、どうしてもバス内は声が響く事もありますよね、
その遭遇時、レゲエバーの副店長に
「さやか!!おい!!お前(正確には、オメー!です…)、何、似合わねー服着てんだよっ、何なんだよそれは!お前の髪、何なんだよ!似合わねー、やめてくれ、怒るぞ」とまで、めっちゃめちゃ大声で言われました、言っていただきました、バス内に響きわたる声量で。
髪型というのは、当時スパイラルパーマの時(正直スパイラルパーマは私にはあまり似合いませんでした)以外は、腰に届くかの髪を敢えて真っ黒にカラーで染め、おデコ出しのひとつ縛り(ピアスその他を目立たせたい為)や、より民族衣装に近しい時は三編みにしたり、又は前髪パッツンさらさらが好き…など、出勤イコール好きな出で立ちをする日々。
すると何故かわかりませんが、わたくしをご指名下さるお客様が増えてくださる、という、現在の自分を改めて考えると、信じられない日々でした。
そして今。
服装等、特筆すべき出で立ちは一切も無いのですが、私の体格の癖というか体質なのかわかりませんが、体重が増えると共に横隔膜近辺が厚くなり、体重が減ると鎖骨近辺から減り、いわゆる、上半身(顔も含め)に付きやすい体質です。
しかも昨年よりも今は数kg、増えています。
今のこの体型で大好きなインド綿などを着用しても、私の納得するエスニックファッションのエッセンスは一滴もなく、ただ上半身を隠すがためのブラウスにさせてしまいます。
でももちろんアリです。
着たい服装は本来、自由なはずであると思います。
私の骨格は最初から、UAさんにはなれないのです。
突然のUAさん、すみません。
UAさん、本当にかっこいいです。
…服装から骨格へと考えますが、着たいものを着るのがいちばん楽しいですよね。
それにしても、美しくて可愛くて愛おしい刺繍や生地、織り、染め、柄。
今宵も、こがれてます。
そして本心。
老舗中の老舗の、オンラインショップのラインナップ、めちゃめちゃかわいいです。
そして、泥くささ、を感じさせないというより、めちゃめちゃ秘めていらっしゃるようにも私には感じます。
時代と共に、むしろ若き頃の私には「エスニック」の概念というか希望は、土着的、泥くさい(賛辞です)、アンティークの生地や刺繍、それらから薫る独特の湿気、糸の立体、心地。
やはり憧れの老舗中の老舗の企業ショップに並ぶお品は、時と共に見た目雰囲気は変わりながらも、各国の伝統文化への敬愛畏怖のような、脈々と伝わります。
本当に、憧れ凄いとしか言葉になりませんし、言い表せない程の架け橋であり繋がりを、1970年代から日本に紹介下さり続け、ご当地その賃金賛否は、日本に生まれ育つ私にはわからなく、綺麗ごとを申す気はないのですが、その見た目も心地も美しい文化を知ることが出来、触れることが出来ることは、凄いことです。
ここまで読んて下さりありがとうございます。
これからもよろしくお願い申し上げます。さやか
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