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毎日書いて掴んだ、1,000字の感覚。


ヤスさん主催の「66日ライティング×ランニング2」に参加し、無事に完走しました。
これは、66日間まいにちnoteを書こうという活動です。

▼完走した直後の記事はこちら

完走してから3日後に気づいたのですが、思わぬお土産を持ち帰っていたんです。それは、「1,000字がどれくらいか」という感覚でした。

8月の後半、「未来のためにできること」このテーマで記事を執筆していました。応募規定で1,000字以内と決まっていたため、ずーっと1,000字を意識して書いていたんです。3日連続で、同じテーマでnoteを書いたとき、「1,000字ってこれくらいだろう」の感覚がいつの間にか身についていました。

「え? だからなに?」って思いますよね。


『マナーはいらない 小説の書きかた講座』

三浦しをん さんの『マナーはいらない 小説の書きかた講座』を読んでいたのですが、この感覚は構成を考えるうえで大事な要素になると書いてありました。

この感覚を養わないかぎり、「せっかく構成を立てたのに、思いどおりに枚数に収まらなかった」という悲劇が起こりつづけます。

『マナーはいらない 小説の書きかた講座』

書籍では、400字詰めの原稿用紙で数えて枚数感覚を身につける方法を語っています。この文字数の感覚。コンテストに応募するときに役立つのではないでしょうか。大抵のコンテストは、応募するとき、◯文字以内、◯字以上と文字数が決まっているからです。

ヤスさん主催の「66日ライティング×ランニング2」に参加する前は、この文字数の感覚を持ち合わせていませんでした。これは、参加したからこそ掴んだものです。

エッセイでも、物語でも、長すぎたり短すぎたりして、構成の失敗をしないためにも、この感覚が身について良かったです。まだ掴みはじめたばかりで、「おもしろいことに気づいた」初期の興奮段階ですが、やっぱり書いていくうちにわかることってありますね。

「毎日書く」その縛りがあったからこそ、身についた感覚です。でなければ、コンテストの応募作ものんびりと構えていたことでしょう。3日連続で同じテーマで書くことも思い浮かばなかったでしょう。

66日間書いて、完走したこと。完走するだけではなく、プラスになるものがあったこと。なにより、始めに「やってみよう」そう思った自分を褒めてあげたいです。書けない苦しさもあったけれど、「逃げなくて良かった」心からそう思います。

完走した皆さんも、「完走して当たりまえ」ではなく、自分のことを褒めてあげてください。わたしは、自分に「わたし、おめでとう」って言いましたよ。

今日、改めて参加して良かったと思いました。
ありがとうございます。

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神崎 さやか
チップで新しい手帳を買うことができました。支援してくださった皆さま、ありがとうございます。