石川の人は閉鎖的なのか?
snsはもちろんのこと、リアルな会話の中でも「石川県民は閉鎖的だから」という言葉をよく聞く。
実は移住する前から地元である京都の人に「京都以上に閉鎖的やで」と教えられたこともあったほどだ。
さて、もうすぐで移住して4年。
確かに出会う人の中には石川の県民性の中でビジネスや人付き合いをするのは「難しい」と捉えている人も多くいて、嘆かれている方も多い。
しかし私は石川だからこその「しんどさ」や「難しさ」を感じたことはない。
ご近所さんとも普通にやってるし、仕事も楽しくできている。
自由な登校をする子どもたちだけど、学校の先生ともうまくやっている。
仲良くなる人はたとえ生まれも育ちも石川県だとしてもみんなオープンで楽しい人ばかり。
たまに閉鎖的な人はいるけど、それは石川県民なのだからではなく、その人がそうなだけで、どうしても通い合わないなら付き合わなければいいだけだ。
とはいえ、県民性というのは確かにあるのかもしれない。
うちの主人の喋りかたで昔からイラッとする時があるのだが、こっちにきたら皆同じで笑ったっけ。(その上もう慣れた)
でも、そのようなイメージを言い訳にするのは勿体無いなあって思う。
県民性だけじゃない、⚪︎座だから、とか長女だから、⚪︎型だからとか本当にどうでもいいなあっていつも思う。そんなに単純な分類わけなはずがない。
私はこの土地が好きで、ここでの暮らしが好きだ。
だから、この土地で私らしく人と繋がりたいし、楽しいことを提供していきたいって思うから、石川県だからどーのこーのというやり方はしたくないな。
そんな感覚と共鳴する人と出会えればいいし、いいなあ、って思ってくれる人とはお互いほんの少し勇気を出せば繋がれるって思うし、ありがたいことに実際そうなってきている。
誰もが、好きな場所で、好きな人と、好きなことをしていけるって心から思うのです。