電池切れを機にせずQuest3でVRCをしたい

最近VR機器を購入して色々遊んでる内に充電切れが影響を及ぼす様になり、色々調べたことを纏めた自分用メモ
自分のPCにTypeC端子が無いのでTypeA前提で話してますが、TypeC端子があるなら普通にCtoCのリンクケーブルで繋ぐだけで良いはずです

①TypeA to C のリンクケーブルを使う

・利点 PCにTypeC端子が無くても使える
・欠点 TypeAだと給電が追い付かないので6-7時間ほど遊ぶとくたばる(Quest3)

こういうのを使う(USB3.0対応の奴を選ぶこと) USB3.0(3.2Gen1x1),USB3.1(USB3.2Gen2x1)は何れも給電性能に変わりはない

よく見かけるこの端子がTypeA

ただ欠点の通り給電が間に合わない、Quest2なら追いつくらしいが
対処法として、無限リンクケーブルを使う(②)、PC側の端子にTypeCを増設するなどが挙げられる(③)

②無限リンクケーブルを使う

・利点 端子がTypeAでも充電が切れない
・欠点 Quest3では動作が不安定

こういうのを使う

こんな感じで繋ぐ

要するにTypeAだと給電が追い付かないので、CtoCで充電器から持ってきてPCとの接続はTypeAで行う
だけどQuest3だと充電量が一定を超えるとあまり供給しなくなってくたばるので別の方法にしたほうがベターかも

③PCにTypeCを増設した上でCtoCで繋ぐ

・利点 この方法が有線では一番スマートだと思われる
・欠点 空いているPCI-Express×4以上のスロットが必要

空いているPCIEx4、或いはPCIEx16(グラボとかの端子)にこういうのを取り付けてCtoCのリンクケーブルで繋ぐ形になる

PD対応のカードとケーブルじゃないと間に合わないとか間に合うとかだったりで良く分からない、自分は間に合ってるので遊び方にもよりそうではあるが
余談:V睡とかする人はL字コネクターの方が寝返りの関係で良いらしい

追記:PCIEx1のタイプも試してみた所、Quest3に給電が割と間に合ってたのでこれでもいけそうだった(Quest3環境下で6時間ほど遊んで-30%ぐらい)

コスパ重視のマザボだとPCIEx4以上のスロットが空いてない事もあるのでありかも

④無線接続した上で充電器に繋ぐ(C to C)

・利点 面倒な増設とかが無い
・欠点 無線接続なので環境次第で不安定になる(Air linkで顕著らしいが)
ただし、Quest付属のケーブルは短すぎて充電しながらプレイするのがほぼ不可能なので、③で紹介したようなCtoCのケーブルは結局必要になる
欠点の話はVirtual Desktop(VD)を使って接続すれば安定する上に有線よりも奇麗な画質が楽しめるが、有料なので多少の費用は必要


USB の充電(給電)規格、多すぎ!! 混乱するのでまとめてみた – 知らなきゃ絶対損するPCマル秘ワザ (sachi-web.com)
給電性能についてはこの記事も読みやすかった

Quest2/Quest3/PICO4用にデスクトップPCからPD給電できる拡張カードについて (zenn.dev)
③のPD対応云々についてはこれを読めば分かる通り、マザボも増設カードもケーブルもPD対応の物にしないといけないのでコストが嵩んでしまう(マザボを取り換えるのも面倒だし)

個人的な結論としては、PD非対応で良いからC to Cで繋ぐかVirtual Desktopを使って無線接続+C to Cで給電が良いとは思う(VDだと指トラッキングが出来るなど給電面以外で見た時のメリットもある)
ただまあ無線接続になる以上は環境差が出るのでそこら辺はまちまち
余談として、有線+VDといった方法もある




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