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たったの3ヶ月に研修なんていらないと思っていた話

3ヶ月。

私が今の職場で働く期間だ。時間にしたら、短いようで長いような3ヶ月。私にとって3ヶ月は「たったの」というイメージ。

たったの3ヶ月だから、研修なんてなくてもいいと思っていた。


重たい玄関のドアを開けると、外は大雨だった。

沖縄の梅雨はスコールみたいな大雨で、ウインカーを早めても雨で前が全然見えない。おまけに道路は嘘みたいに大量の車が並んでいる。住宅街の細道を抜けて、なんとか職場が見えたとき、やっと肩の力が抜けた。

会議室に約20人程度の大人が集められていた。プロジェクターに投影されたスライドを見ながら、話を聞いたり、動画を見たり。内容は職員理念から始まり、経営理念、感染、ハラスメント、個人情報漏洩、、、、etc

研修を受けている間、これがワクワクすることならどれだけ幸せだろうか。

ふとそう思った。

ワクワクすることを、お金を払わずに、むしろお金をもらいながら学べたら最高だろうな。

今日の内容は正直言うとワクワクはしなかった。けれど、その中でも、企業を設立した思いや、人の心理についての話を聞くときは、いつの間にか身体が前のめりになっていた。

価値を見出せないと思っていたものの中にも、自分がワクワクするものは隠れていた。自分の好きなものを探すのは日常の中で簡単にできるのかもしれない。


研修を受ける前は、本気で研修なんてなくてもいいと思っていた。

けれど、研修を通して、自分の好きを認識できたし、仲間として受け入れられている感覚も得ることができた。

自分が思いもよらない価値を見出すことができた。これからも、思いもよらぬ価値に気づける自分であり続けたい。


誰かに伝わることを願って🌕

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