もう一つの世界への"窓"
音楽配信用ジャケット製作の仕事をしているのですけど、ここのところずっと考えていた事が
『もっと抽象的なものを作りたい』
抽象的なものは、例えば
これは花、これは男の人とか
一目でわかるものでなく、もっと想像の余地を残すもの
またはパターンやテクスチャーなど
最近心惹かれる作品を頭に描きつつ
今日はショップに載せるサンプルを新たに作ってみました
気をつけている事は
抽象的と言ってもなんでもアリにならないこと
見る人に想像の余地を与えたいけど、でも作品自体に方向性や物語性があって
受け手をちゃんとそちらに導く力を持っている事
だって、でないとただの落書きでしょ?
理想は音楽作品という世界に繋がる"窓"
誰でも持っている(と信じてます)もう一つの世界への憧れ
そんな気持ちを呼び起こす窓
窓はあまり大きくなくて、しかも磨りガラス
あちらの世界がほのかに明るく浮かび上がって
目を凝らして見てみたいような
思い切って開け放ち飛び込んでみたいような
または
窓辺に佇んでほのかな灯りに憩うような
向こうに広がるもう一つの世界にわくわくしてほしい、思わず覗き込みたくなる、そんな"窓"
という事で作ってみたのがこちら
なんだ、これかあ…
とか言わないでね…(;´゚,∀゚︎)
やっぱり難しい💧
抽象と具体、単純と複雑などの匙加減
作り込んでいけばいくほど
結局いつもの自分のテイストに💧
でもこうやってあれこれ考えながら作って行くのはほんとに楽しい
まだまだ試行錯誤します!
ジャケット製作のショップはこちら
ご興味ある方は覗いてみてね↓
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