宝石の楽園に閉じ込めて

最近宝石を見る機会が多くて思い出した懐かしい記憶を綴っていきます。
幼い頃、親にねだってサン宝石でほっぺちゃんを買ってもらいました。サン宝石自体懐かしいですが、ほっぺちゃんというのも最近は知らない方もいるのでは無いでしょうか？ほっぺちゃんというのはホイップクリームのようなフォルムにつぶらな瞳とキラキラのほっぺ、頭にはリボンがついているキャラです。色々な種類のほっぺちゃんがいて迷ってしまった記憶がありますね。親に買ってもらったほっぺちゃんを胸に抱いてるんるんで家に帰りました。そしてクレーンゲームで景品と一緒に落ちてくるキラキラしたものでお馴染みアクリルアイスをお気に入りのクッキー缶の中に詰め、ほっぺちゃんをその中に保管していました。当時はとても綺麗で大事な宝物で、この中に入ってみたいななんて考えていましたね。幼い頃はキラキラ煌めいていてまるで宝石のように丁寧にアクリルアイスを触っていましたが、今ではガラクタにしか見えなくなってしまったのは大人になってしまったからなのでしょうか？今では本物のジュエリーを見て美しいなと思うだけで、当時のような初めての体験でドキドキすることも無くなってしまいました。
サン宝石のことを調べてみると2021年には店舗は全て潰れてしまい、会社も合併されてしまった為いまは無きお店です。幼い頃の思い出のお店というのがだんだん歳を経る事に増えていっているのが悲しいですね。
痛そうですが宝石の中で眠ってみたいものですね。
ではまたここで会いましょう。